無敗のままイレネー記念まで制したセンゴクエースだが、古馬との初対戦となった前走、ハクタイホウなどもいるA2という高いクラスに格付けされてのレースはさすがに厳しかった。今回は、最大50キロ差というハンデを克服できるかどうかが焦点。ヤングチャンピオンシップでは最大40キロ差、牡馬の有力馬とは10キロ差を難なくこなし、定量のイレネー記念では2着のキンメダルに楽々と17秒という大差。今回の、牡馬とは20~30キロという差なら、まだまだ逆転はされないと見る。
相手筆頭には、目下4連勝中と急激に力をつけてきたバウンティハンター。
とかちダービーで、それぞれ別定10キロを課されても1、2着だったシリウス、キンメダルを次に評価するが、イレネー記念で今回よりも重い重賞を経験しているキンメダルを上にとった。
ホクショウキズナ、テンカトウイツは、近走こそ結果が出ていないが、前者にはヤングチャンピオンシップ2着、後者にはナナカマド賞2着という実績があり、大一番ではそうした底力が発揮される可能性もあり、相手には押さえておきたい。
◎6センゴクエース
○1バウンティハンター
▲2キンメダル
△8シリウス
△9ホクショウキズナ
△5テンカトウイツ
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中央準オープンから転入したケージーヨシツネは1400メートル戦で3連勝中。前走、逃げ切った水無月賞は2着のマイネルパルフェと1馬身差だが、田中直人騎手は後続の脚色をビジョンで確認しながらの余裕のゴールだった。エスワンプリンスが本来の調子にはない感じで、ここも無事に通過して、サマーチャンピオンJpnIIIの地元代表として中央馬に立ち向かってほしいところ。
エスワンプリンスは、復帰初戦となった九千部山賞はまだまだ仕上がり途上という感じでの4着。連覇を狙った園田FCスプリントは4コーナーまで前で競り合ったものの、直線で差を広げられての3着。超短距離戦を使ったことで馬が目覚めれば巻き返しも。
中央1000万条件から転入したシゲルモトナリは、初戦こそ見せ場なく5着に敗れたものの、続く前走朝日山特別では、その後の大分川賞で強い勝ち方を見せるカゼニタツライオンを直線でとらえると2馬身半突き放した。これが2010年の3歳時以来、じつに5年ぶりの勝利。上位2頭の間に割って入れるかどうか。
大分川賞はカゼニタツライオンの4着だったものの、今年11戦して3着以内を外したのが2度だけというマイネルパルフェも上位を狙う。
◎5ケージーヨシツネ
○8エスワンプリンス
▲2シゲルモトナリ
△11マイネルパルフェ
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