ここはデビュー戦で2着馬を50秒以上もちぎって注目されたセンゴクエースを素直に中心にする。母が重賞13勝を挙げたサダエリコで、父は三冠馬ウンカイ。前走ではホクショウキズナに4秒8まで迫られたが、障害はあっさりひと腰で越えているし、たまたまホクショウキズナがついてきたというだけで、レースぶりにはまだまだ余裕があった。5連勝に期待。
前走の2歳A-1戦で、今回も出走している有力馬をまとめて負かしたワタシハサクランボが相手筆頭。この時期、牡馬に対して牝馬の20キロ減は相当に有利だ。
青雲賞を制したコウシュハシンザンは、今回別定加増なしの570キロで出走できるのはかなり有利。
いちい賞5着、前走もワタシハサクランボの5着に負けているウィナーエミだが、両レースとも別定5キロの加増があったのが、今回は加増なしの550キロでの出走となるのはやはり有利。
コウシュハスパークは、青雲賞で差のない3着で、さらに前走でもワタシハサクランボにコンマ9秒差の2着と好走。
ここ3走は惨敗しているホクショウモモだが、4走前の2歳A-1戦では、ホクショウキズナ、タキニシサンデー、ウィナーエミらをまとめて負かしているだけに、ここでの巻き返しというのも考えられる。
別定10キロを加増されているタキニシサンデー、ホクショウキズナは思い切って馬券の対象から外す。この時期の10キロ増というのは相当に負担だ。極端な例えだが、1000キロに対しての10キロ増(現在のばんえいでは現実的にはないが)と、500キロに対しての10キロ増は、同じ10キロでも割合としては2倍違う。実際に、昨年のナナカマド賞では10キロ増のハクタイホウが3着、一昨年は10キロ増が4頭もいてすべて4着以下だった。
◎5センゴクエース
○6ワタシハサクランボ
▲4コウシュハシンザン
△1ウィナーエミ
△9コウシュハスパーク
△7ホクショウモモ
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ドリームフォワードは、中央1000万からの転入初戦となった桂樹杯を逃げ切り、2着に7馬身差をつける圧勝。OROカップは3着だったものの、もともと中央で使われていたのは芝1200メートル戦ばかり。今回はさらに短い1000メートル戦だが、距離短縮で芝でのスピード能力を見せつけるはず。
チェリービスティーは、その桂樹杯こそ2番手を追走したものの8着に沈んだが、同じく中央では芝1200メートルを中心に使われていた。実際に7月には盛岡芝1000メートルのOROスプリントを制しており、この条件は格好の舞台。
ダイワスペシャルもまた、中央時代は芝の短距離を中心に使われていた。南関東を経由して岩手初戦となった栗駒賞は4着だが、芝で能力を発揮するはず。
コスモワッショイは、転入初戦となったB1の芝1000メートル戦ではコスモアックスにクビ差2着だったが、3歳で未知数な部分もあり、能力的にはコスモアックスより上と見る。
ライトマッスルは、芝1000mのOROターフスプリントを連覇。ただ今シーズンの成績はいまひとつなだけに、あまり強くは推せない。
マイネヴァイザーは、今シーズンの岩手転入後、芝ではOROスプリント3着の1回のみしか出走していないが、ダートよりむしろ芝のタイプだろう。
◎1ドリームフォワード
○12チェリービスティー
▲11ダイワスペシャル
△10コスモワッショイ
△6ライトマッスル
△9マイネヴァイザー
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