近走の好調ぶり、さらにダート1600メートル戦での実績からも、ベストウォーリアが中心。3歳以降で惨敗といえるのは、ジャパンダートダービーJpnIでの5着と、フェブラリーステークスGIでの13着のみ。中央勢にGI/JpnI勝ち馬がいないという今回のメンバーであれば、実績的にも安定感でも抜けている。
ポアゾンブラックは、前走ダートのオープンを勝利した勢いで、今回がダートグレード初挑戦。中央では1400メートルまでしか経験していないが、デビューした兵庫では1700メートルの菊水賞まで負けなしの5連勝だった。地元のナムラタイタンやコミュニティがどう出るかだが、マイペースで逃げたときに、ベストウォーリアの末脚を封じ込められるかどうか。
上昇度では、前々走オープン2着、そして前走で勝利のナガラオリオン。しかし距離経験が一度しかなく、左回りは2度走って結果を残せず。不安材料が多い。
地元というか地方の期待はナムラタイタンが一身に背負うことになりそう。岩手に移籍して3連勝はいずれも大差勝ち。ただ、予定していたマーキュリーカップJpnIIIを夏負けで回避し、今回4カ月ぶりの実戦となることから△まで。
オーバルスプリントJpnIIIを制したキョウエイアシュラは、展開的に恵まれたところがあった。GI/JpnI馬がいないとはいえ、このメンバーに入って勝ち負けまではどうだろう。
アドマイヤロイヤルは3年連続での南部杯JpnI出走。過去2回とも勝ったのがエスポワールシチーで、ともに1秒以上の差をつけられていただけに、コース適性面からも強くは推せない。
◎10ベストウォーリア
○9ポアゾンブラック
▲7ナガラオリオン
△14ナムラタイタン
△4キョウエイアシュラ
△5アドマイヤロイヤル
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