
地元名古屋で地方同士の争いならサイモンロードが断然。地方同士でも姫山菊花賞で惨敗しているが、これはスタートで躓いて最後方からのレースを強いられてと敗因ははっきりしている。11月の東海菊花賞、1月の名古屋記念は、いずれも他馬をまったく相手にせず逃げ切り。この馬にとっての目標はダートグレードで、3月26日の名古屋大賞典JpnIIIに向けて、ここは通過点だろう。
ドリームマジシャンは中央1000万から転入して、金沢のJBCや船橋への遠征では結果を残せなかったが、笠松では重賞も含め3戦3勝。サイモンロードを追走してどこまで食い下がれるかだが、真っ向勝負を挑むと惨敗ということもあるかもしれない。
メモリージルバは、オープン特別や重賞での安定勢力。東海菊花賞、名古屋記念ではそれぞれサイモンロードの2着、3着で、タイム差はまったく同じ1秒。今回も2着を争う有力な1頭。
兵庫から遠征のエーシンクリアーは、昨年3歳時には笠松の岐阜金賞を制し、水沢のダービーグランプリでも3着と好走。ただ、年明け古馬との対戦では、新春賞8着に、前走A1特別でも2着とはいえ5馬身差とやや苦戦。このメンバーに入って上位争いに絡めるかどうか。
スウィングダンスもサイモンロードが相手だと分が悪いが、名古屋のオープンクラスなら崩れることがほとんどない。名古屋記念でも3着のメモリージルバに1馬身半差の4着だったように、このあたり実力にほとんど差がなく、印をつけていない馬まで含めて、2着3着争いは混戦となりそう。
◎9サイモンロード
◯8ドリームマジシャン
▲2メモリージルバ
△7エーシンクリアー
△1スウィングダンス
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3歳牝馬による新設の梅桜賞。昨年まで福山で3月下旬に行われていた若草賞が、今年は名古屋で4月3日に行われることになり、そこへ向けての一戦となる。
トーコーニーケは、兵庫のこの世代で活躍が目立っているトーコー軍団期待馬の1頭。10月の兵庫若駒賞は4着で、牝馬2頭にも先着されたが、その後、前走クイーンセレクション制覇まで4戦連続連対と確実に力をつけている。初めての遠征と距離が課題だが、それさえ克服できれば能力は一枚上。予定されている中央のフィリーズレビュー(3月16日)に向けて弾みをつけたいところ。
相手筆頭は、園田クイーンセレクションで3着だった笠松のフラッシュモブ。前走で中央の厳しい流れを経験した上積みがあれば逆転も可能だ。
ライデンリーダー記念を制したヨシノミカエルは、続く前走の園田クイーンセレクションは3~4コーナーから上位争いに加わり、着順こそ5着だったものの、トーコーニーケからは2馬身半ほどの差。展開や位置取りひとつで着順が変わる可能性はある。
ホウライナデシコは、年明けすでに3戦して3連対。新春ペガサスカップは6馬身離されての2着だったが、勝ち馬が兵庫ジュニアグランプリJpnIIIで3着のリーダーズボードでは相手が悪かった。印は△までだが、牝馬同士ならチャンスはある。
ユノエスケープは、園田クイーンセレクションでは、フラッシュモブにハナ差の4着で、ヨシノミカエルには先着と、このあたりはあまり差がなく、どれだけ上積みがあるかで着順は入れ替わりそう。
グランダーシュートは、前々走の転入初戦では4コーナー手前で先頭に立つと、直線楽に後続を突き放してという強い勝ち方。前走は3着だったが、見限るのはまだ早い。人気がなければ連下で狙っておもしろそう。
道営時代はなかなか勝ちきれなかったリンカスイートだが、ここまで13戦して3着を外したのがたった2回と堅実な走りを見せている。
◎3トーコーニーケ
◯12フラッシュモブ
▲11ヨシノミカエル
△1ホウライナデシコ
△4ユノエスケープ
△9グランダーシュート
△7リンカスイート
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