NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
翌日の雲仙岳賞が今開催最上位のA1クラスで、このレースは格付けが上から2番目、A1・A2混合のS2重賞。
前開催の同条件戦、周防灘賞の勝ち馬シゲルサクランボが抜け8頭が再戦というメンバー。その周防灘賞は2頭が後続を離して逃げるという乱ペースで、それでも1番人気シゲルサクランボの山口勲騎手はさすがに落ち着いていて、離れた3番手から3~4コーナーで前をとらえると直線抜け出してという完璧な勝ち方。それを追って1馬身半差で2着に入ったのがプリンストロイア。今度はこの順番となりそう。
同じく周防灘賞では、中団から追って3着に入ったオヤビンが上がり3ハロンは最速を計時しているだけに、逆転の可能性も。
コスモガラサは、9月28日の五ケ瀬川賞でプリンストロイアをしりぞけて勝った実績。前走はA2の一般戦で6着だったが、1400メートルでは距離不足だったかも。1800メートルで巻き返しを図る。
ハタノアブソルートは、周防灘賞では2番人気に支持されながら後方追走のまま9着。4走前の大村湾賞では、今回も出走しているエーティーランボーやコスモガラサ相手に完勝しているだけに、ここでも上位争いの実力はあるはず。あとは調子を戻しているかどうか。
周防灘賞で大逃げを打ったのがエーティーランボーで、結果は8着。掛かり気味になって行ってしまったようなところもあり、中央時代の使われ方や、前々走で1400メートルの池田湖賞を圧勝していることなどから、距離は短いほうがいいのかもしれない。
中央500万下から転入初戦のハピシンも押さえておきたい。
◎6プリンストロイア
○10オヤビン
▲1コスモガラサ
△7ハタノアブソルート
△5エーティーランボー
△4ハピシン
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