青雲賞でまさかの3着に敗れたハクタイホウだが、この大一番で巻き返すと見る。別定で初めて他馬より10キロ重くなったが、基礎重量が35~40キロ積まれたぶん、他の馬は苦戦すると見る。
青雲賞2着を含め3戦連続連対中のゴールデンフジにも勢いがある。
ほかは勝ったり負けたりで順番をつけるのは難しいが、A-1でも上位争いできる力をつけてきたヒカルセンショウ。前々走でA-1を勝ったコウシュハゴールド。近走調子を落としているものの、かつてはハクタイホウの2番手を争っていたブラックニセイ。青雲賞を制したホクショウマサル。2歳のこの時期で、ハクタイホウが絶対という存在でもなくなっただけに、どの馬にもチャンスがある。
◎7ハクタイホウ
◯2ゴールデンフジ
▲5ヒカルセンショウ
△3コウシュハゴールド
△4ブラックニセイ
△8ホクショウマサル
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3歳限定重賞は、この時期になると既存勢力と新興勢力が入り乱れて混戦模様。
MRO金賞は10番人気で4着だったが、アイディンビューに期待する。メンバー中で最上位格付けのB1級で3戦連続連対。中央でも南関東でも1200メートル戦を中心に使われてきただけに今回の1900メートルでどうかだが、1500メートルまでは問題なくこなしているので、この距離でも3歳馬同士でスローに流れれば対応可能と見る。
怖いのは中央未勝利から転入して、いずれも楽勝で4連勝中のポセイドン。前走の格付けはまだ3歳A3だが、3番手追走から楽に前に並びかけ、直線では軽く追われただけで突き放した。タイム的にもまだまだ詰められそうで、底を見せていない。
ルシャトーは、MRO金賞では11番人気という低評価ながら2着と好走。勝った名古屋のピッチシフターに半馬身差。ピッチシフターといえば10月9日には姫山菊花賞で兵庫の古馬一線級と対戦して3着と好走。それを考えればルシャトーも相当に力がありそうだが、ここ2戦は相手が古馬B1級とはいえ、レース内容的にはいまひとつ。あまり強くは推せない。
北日本新聞杯を1番人気で制したフレアリングメテオは、続く古馬A4特別でも2着に好走したが、その後はなかなか勝ち切れないレースが続いている。ただ前走白山大賞典JpnIIIで強い相手と戦ったことで目が覚めるという可能性はある。
マイネルリボーンはMRO金賞で僅差の3着。その後も古馬B1級で好走があり、勝ち切れないレースが続いているとはいえ、上位は外さない堅実な成績。
3歳A1級で勝ち負けを続けているマイネルルビウス、ルールゴールドらにもチャンスはある。
◎10アイディンビュー
◯1ポセイドン
▲2ルシャトー
△3フレアリングメテオ
△11マイネルリボーン
△9マイネルルビウス
△8ルールゴールド
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