NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
クラマテングの連覇濃厚だ。昨年の2000メートルを超える重賞では、ヒシウォーシイがレコード駆けの西日本グランプリこそ惨敗だったが、福山桜花賞、福山菊花賞ともに完勝だった。地元同士でこの距離なら負けられない。
相手は混戦だが、道営から転入3戦目となるカゼノコウテイに期待。2010年には瑞穂賞を制し、昨年も瑞穂賞、道営記念ともに4着と好走。転入初戦のA3特別を勝ち、前走1600メートル戦は3着だったが、距離延長で巻き返したい。
ヒルノラディアンは、昨年春に福山転入後、西日本グランプリの6着以外はすべて4着以内という堅実な成績。福山菊花賞は4着だったが、実力的にはそれほど差はない。
ストロングジョイスは中央500万下から転入して7戦すべて3着以内。福山菊花賞では勝ったクラマテングから3/4+半馬身差の3着という善戦だっただけに、ここでも上位争いは可能。
ナリタチャレンジも中央500万下から転入して4戦2勝。負けたのが1600メートル戦で、2勝が1800メートル戦だけに、距離延長はプラスかもしれない。
昨年3歳時に重賞4勝のフレアリングマリーだが、前々走のA1A2特別ではストロングジョイスから1秒差の7着と差をつけられた。逆転不可能ではないが、上位勢にはどこまで迫れるかというところ。
◎クラマテング
○カゼノコウテイ
▲ヒルノラディアン
△ストロングジョイス
△ナリタチャレンジ
△フレアリングマリー