
いよいよ、福永洋一記念。
プロモーションのCMまで制作された。レースとしては、メンバーも含めて普通の高知の重賞だが、いまや伝説ともなった福永洋一さん本人がいらっしゃるということで、どんなファンが高知競馬場に集まるのだろう。
中心は、やはりフサイチバルドル。休養明け後、二十四万石賞を含め2連勝中。昨年の黒船賞JpnIIIで3着だったことを考えても、地元勢同士では断然の存在だ。鞍上は、今年全国リーディングを突っ走る赤岡修次騎手。5月8日現在で、赤岡騎手117勝、戸崎圭太騎手115勝と、もう2月か3月くらいから激しいリーディング争いを続けている。一瞬、戸崎騎手がトップに立ったこともあったが、赤岡騎手は依然としてトップを譲らない。この日曜、月曜の開催で、また赤岡騎手が突き放すに違いない。高知競馬で全国リーディングを張る現役トップジョッキーが、高知から出た伝説の名手の目の前で、どんな騎乗を見せてくれるのか、楽しみではある。
相手には、中央1000万条件から転入初戦のA-2戦を勝ったホーマンクラフト。後方2番手追走から徐々に位置取りを上げ、直線を向いて並んで先頭に立ったラストチャンピオンを最後に振り切った手ごたえにはまだ余裕があった。今回、さらに一枚上手のメンバーを相手にどんなレースを見せてくれるか。
近走A1特別で上位争いのグッドヘラクレス、アイアムドラマあたりも連下争い。
◎フサイチバルドル
○ホーマンクラフト
▲グッドヘラクレス
△アイアムドラマ