
フィオーレハーバーのレースぶりが抜けている。デビューからここまで逃げ切りで3連勝。園田1400メートルの持ちタイムを見ても、1分30秒台で走っているのはこの馬だけ。2度も経験している距離だけに、よほど体調を崩しているとか、アクシデントでもない限り、負けようがないのではないか。
相手筆頭はタガノパンデミック。デビュー戦のJRA認定レースを勝ち、前走はJRA阪神芝のききょうステークスに挑戦。結果、11着に敗れたが、勝ち馬からは1秒1差とそれほど離されてはいない。芝の速いペースで中団を追走した経験が生きるはずだ。
ギガビットは、デビューから6戦目の前走でようやく初勝利を挙げたが、それまでは2着4回に3着1回。勝ち切れないレースばかりとも言えるが、安定したレースぶりとも言える。こういうタイプは相手なりに常に好走しそう。
フウリンカザンも同じタイプ。5戦1勝、3着4回。前々走で初勝利を挙げた内田利雄騎手の腕に期待したいところ。
まずまずのタイムでデビュー戦を勝ったタガノバロットも押さえておきたいところ。
とはいえ、フィオーレハーバーが断然人気になることは間違いなく、オッズを見て相手を何点に絞れるか。
◎フィオーレハーバー
○タガノパンデミック
▲ギガビット
△フウリンカザン
△タガノバロット
5頭が参戦してきた名古屋勢が強力だ。なかでも重賞初挑戦だが、5連勝中の上がり馬シンワコウジを本命にする。前々走名古屋1600メートルの古馬B9戦、前走笠松1600メートルの古馬B4特別、ともにスタートこそあまりよくなかったがダッシュが素晴らしく、楽に先頭に立つと、直線ではほとんど追うところなく突き放して圧勝。まだまだ100%の力は発揮していないというレースぶりだ。
話はそれるが、以前にもシンワコウジという同じ名前の馬がいた。92年の東海ダービーで、あのトミシノポルンガにクビ差の2着。その後中央入りし、当時はGIIIだった93年のフェブラリーハンデでメイショウホムラ(メイショウバトラーの父)の2着など活躍。その2走後、当時はダート1400メートルのオープン特別だった栗東ステークスで、レース中に故障し予後不良。ほんとうにかわいそうな最後だったのを覚えている。馬主さんは、その先代シンワコウジと同じ。馬名か、もしくはその先代のシンワコウジによほど思い入れがあったのだろうか。
実績ナンバーワンはダイナマイトボディ。鮮やかに逃げ切った東海ダービーを含め、ここまでに重賞4勝。前走はシルバーウインドと直線で競り合い、アタマ差で敗れてしまったが、ここで巻き返したいところ。
マコトエレンシアもまだ底を見せていないだけに楽しみな馬。中央1勝から転入して、古馬B1特別まで3連勝。ただシンワコウジとハナ争いになったときに、控える競馬もできるダイナマイトボディにまとめて差し切られるという場面もあるかもしれない。
ホウライエイブルも重賞初挑戦だが、前々走の古馬B1特別2着などを含めて9戦連続連対中。
駿蹄賞2着、金沢のMRO金賞を制し、前走古馬B5戦を勝っているスギノブライアンも実績は十分。
印をつけたのが名古屋の5頭で、地元笠松の馬は出番があるかどうか。
◎シンワコウジ
○ダイナマイトボディ
▲マコトエレンシア
△ホウライエイブル
△スギノブライアン