
地方馬の出走は4頭、しかも地元金沢からはビッグドン1頭のみで、フルゲート9頭とはやや寂しい感じ。JpnIIIとはいえ、中央勢がこれだけ充実したメンバーではそれもしかたない。かつてならダートグレード実績のない中央馬が相手なら、地方馬でもそこそこ勝負になったが、ここ1、2年はダート路線のレベルが格段に上がった。今回でいえば、ネイキッドやアドマイヤスバルなどはまだ重賞を勝っていないのだが、地方の平均レベルのオープン馬ではちょっと歯が立たないような感じがする。
中心はアドマイヤスバル。ダートオープンのオアシスステークスと大沼ステークスを連勝し、ブリーダーズゴールドカップJpnIIIでは、アロンダイト、フリオーソらを振り切り、万全に仕上げられたスマートファルコンに1馬身差に迫る2着。昨秋から今春にかけて、中央のダート重賞で善戦していたころより力をつけていると見る。
ウォータクティクスも差はない。というか、こちらを本命にするか迷ったが、東海ステークスGIIでは出入りの激しい展開に苦しい競馬を強いられて最下位に敗れていることや、エルムステークスGIIIを蕁麻疹で取消していることなど、必ずしも順調ではないことに不安が残る。ただ、ほかにコレといった逃げ馬もなく、ゆったりマイペースで逃げられそうなことから、アンタレスステークスGIIIのような強い競馬を見せる可能性も十分ある。
ネイキッドが3番手。前走エルムステークスGIIIは、直線一旦先頭に立ちながら、マチカネニホンバレに差し返されてハナ差2着という惜しい競馬だった。ダートグレード級との対戦経験が少ないだけに、上記2頭よりはやや下の評価。勝負になるのはここまでの3頭。
ゆったりしたペースでサカラートが最後どこまで粘れるか。上記3頭のうちどれかが崩れたときの3着候補。
◎アドマイヤスバル
○ウォータクティクス
▲ネイキッド
△サカラート