
地元岩手勢は8頭のうち6頭が前哨戦の赤松杯組で、南関東から3頭が遠征してきた。
ショーターザトッシは、前走1番人気で制した赤松杯が南関東からの転入初戦。重賞タイトルは07年のサンタアニタトロフィーのみだが、転厩直前まで南関東のオープンや重賞戦線で善戦していた。今回南関東から遠征してきた3頭より実績的には明らかに上で、この馬が堅い中心となりそうだ。
相手筆頭は船橋のリュウノキングダム。重賞では昨年3歳時の戸塚記念4着が最高だが、その後も堅実な成績を残し、着実にクラスを上げてきている。いずれ古馬オープンで活躍する力はありそうだ。
トウケイニセイ記念で重賞初制覇を果たし、今季初戦の赤松杯で3着のアンダーボナンザも引き続き好調。
岩手の別路線組では、ケイジーウォリアに勢いがある。昨年12月から6戦連続で水沢のマイルを使われ、1勝、2着3回、3着4着各1回。ダートのマイル戦は14戦して5勝、2着6回という得意の舞台だ。重賞初挑戦で一発があるかどうか。
ソーユアフロストは桐花賞で1番人気に推されながら10着と人気を裏切ったが、冬季休催明けのA級一組戦を勝ち、前走の赤松杯でも2着と、ここでも上位を狙える位置にはいる。
◎ショーターザトッシ
○リュウノキングダム
▲アンダーボナンザ
△ケイジーウォリア
△ソーユアフロスト