14日の園田クイーンセレクションの結果は残念だった。というよりちょっとショックだった。
ライデンリーダー記念まで重賞3勝、1番人気に支持された笠松のニュースターガールはゴール前差を詰めるも3着。そこまで8戦連続連対で重賞2勝、名古屋のダイナマイトボディは好位を追走したものの7着という結果。この2頭は相当強いと思っていたのだが、兵庫で重賞勝ちがないというメンバーを相手に完敗だった。今年の東海地区3歳世代は、もしかしてレベル的にそれほど高くはないのかなあという気もしてきたが、巻き返しに期待したい。
そのニュースターガールとダイナマイトボディも登録していたゴールドジュニアだが、さすがに両馬とも連闘はしてこなかった。というわけで、その2頭に続く馬たちの争いとなる。
ライデンリーダー記念でニュースターガールの1馬身半差2着だったブラックポイントにチャンス。10月のゴールドウィング賞はダイナマイトボディから2.4秒も離された4着だったが、ここにきて力をつけてきた印象。笠松・名古屋のこの世代の重賞は、ここまですべて牝馬が勝利。2強が回避したことで、ようやく牡馬の出番となりそうだ。
ジュニアクラウンを制しているブルーベリーだが、前走11月のサラ・プリンセス特別は2着とはいえ、勝ったニュースターガールからは6馬身も離されていた。実績は認めるものの、ここで中心にするほどの力はないように思う。
ジュニアクラウンで1番人気に支持されながら2着に敗れたレトリーブは、カルラネイチャー産駒らしくムラ駆けの印象。単穴という意味では、ブルーベリーよりむしろこちらのほうが可能性はありそうだが、前走新春ペガサスカップ同様惨敗の可能性も。
ジュニアクラウン、ライデンリーダー記念ともに3着のキングゴールドオー、前走そのキングゴールドオーにハナ差2着のカキツバタロイヤルあたりが、2強不在なら上位食い込みのチャンスはある。
◎ブラックポイント
○ブルーベリー
▲レトリーブ
△キングゴールドオー
△カキツバタロイヤル