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競輪界を代表する男子選手、ガールズケイリン選手にインタビューを実施します。他では聞けない素顔や本音、競輪にまつわるエピソード、今後の抱負などをご紹介します!

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大久保 花梨選手

今年7月デビューの112期生は、すでに多数の優勝者を出しレベルの高さを見せていますが、その中で競輪学校在校1位だったのが大久保花梨(おおくぼ かりん)選手(福岡県)。9月には見事初優勝も果たし、今後の活躍が楽しみな選手です。

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赤見:まずは福井での初優勝、おめでとうございます!

大久保:ありがとうございます。優勝は目標にしていましたし、すごく嬉しかったんですけどレースに関して言えば展開が向いたなって感じです。日頃の行いかなって(笑)。これまでもあと一歩で優勝できると周りから言われていたんですけど、その一歩が大きかったんですよ。そこが難しかったです。今回は、まさかあんなに展開が上手く行くとは...。わたしの力というより、ほぼほぼ展開のお陰なので。

赤見:レース中はどんなお気持ちでしたか?

大久保:2人が前でやり合っているのを見て、「もしかして、これキタんじゃない?」って思っていました。ゴールした瞬間には、「やっと優勝できた!」と。同期がすごく強くて、優勝している人がいっぱいいるんですよ。後はわたしだけみたいな感じになってて、いろいろプレッシャーもあったんですけど、そこからやっと解き放たれると思いました。嬉しいですけど、ホッとしたという気持ちの方が大きかったです。

赤見:でもデビューしてまだ3ヵ月(※インタビュー実施時点)ですよ?

大久保:開催は7回目ですかね。でも同期が強いんでね。そこは意識しています。今回はとにかく展開に恵まれたので、次は自力で勝ちたいなと思っています。

赤見:大久保選手は高校から自転車競技をしていたそうですが、どんなきっかけで自転車を始めたんですか?

大久保:中学はラグビーをしていたんですけど、とにかく競技人口が少なくて。高校はどうしようかなって思っていて、ラグビーを続けるとしたら小倉に部活がある高校があるんですけど、そこは(実家のある佐賀県から)遠いなと。だったら近くで出来るスポーツないかなと思って探しました。勉強はできなかったので(笑)、何かスポーツがしたかったんです。その時に父が「自転車やってみたら」って言ってくれて始めました。

赤見:高校の時の練習を競輪場でしていたそうですね。

大久保:そうなんですよ。久留米の競輪場で練習していました。その頃に小林優香さんが競輪学校に入る前で、優香さんと初めて会っていろいろお話を伺って、「プロいいな~」と思いました。優香さんは本当にすごくて憧れの存在ですね。高校時代の3年間の中で、(児玉)碧衣さんも出て来て、もうすごくカッコ良くて。久留米で強くしてもらって、すごくいい環境でしたし、プロに行くということに迷いはなかったです。親も「自分のやりたいことやったらいいんじゃない」って言ってくれました。

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赤見:1年間の競輪学校はいかがでしたか?

大久保:一生行きたくないです(苦笑)。地獄でしたね。時間に追われるのが大っ嫌いなんですけど、毎日分刻みでやることが決まっているじゃないですか。それがすごくストレスでした。でも同期が居てくれたお陰で助けられましたね。

赤見:でも在校1位ですし、デビューしてから1か月で初勝利、3ヵ月目で初優勝と快進撃が続いています。

大久保:いやいやいやいや。大活躍って言われるんですけど実はそうでもなくて。まず在校1位はたまたまなんですよ。梅川風子と太田りゆっていう強い2人がいるんですけど、その2人がハイパフォーマンスディビジョンといって、トップクラスの選手が別の教場で外国人コーチから訓練を受けるんですけど、それで出走回数が少なくて、わたしがたまたま1位になっただけなんです。わたしはそんなに強くないのに、持ち上げられるから、それはダメなんです。しかもデビュー戦で失格になっているし...。デビューの時はめちゃ緊張したし、失格になった時には夢を見ているようでした。でも擦過傷が痛くて現実に引き戻されましたね。訓練とは全然違って展開も速いし、先輩たちはレース上手いし、苦しめられました。

赤見:ご自身の中ではいろいろな葛藤があるかと思いますが、それでもデビューから短期間で結果を出していることはすごいと思います。

大久保:ありがとうございます。でも周りの目は厳しいですよ。高松での初勝利の時も周りからしたら「遅い」という反応でした。周りからすごくプレッシャーを掛けられているんですよ。優勝しても「やっとやな」って...。

赤見:超名門の藤田門下生ですもんね。

大久保:ブランドですよね。姉弟子がめちゃくちゃ強いですから。どうしてみんな強いんだろうって思うんですけど、自転車に対する想いとか、乗り方も全然違うし、性格も全然違うんです。まったく違うのにそれぞれすごく強くて。その中でも2人(小林優香選手、児玉碧衣選手)は神様ですけどね。(小林)優香さんや(児玉)碧衣さんと全部比べられるので、いい環境でもありキツイ環境でもあります。でもこの環境だからこそ優勝できたんだと思います。

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赤見:デビューしてから楽しいですか?

大久保:今すごく楽しいです!自分で稼いでお金が入って来る喜びを知りました。

赤見:優勝のご褒美は?

大久保:それが、先月すごく使ってしまって。サングラスとかいろいろ目についたものを買ってしまって、親に怒られたんですよ。だから今回は貯金しました。

赤見:現状の課題は何ですか?

大久保:自分は踏み直す力がないので、踏み直しがもっと欲しいと思っています。そこを重点的に鍛えているところです。

赤見:目標を教えて下さい。

大久保:今は追う側ですけど、いつかトップになってそこで長く戦いたいです。新しい新人が入って来たら追われる側になるので、「○○さんを目標にしたいです」って言われるような選手になりたいですね。

赤見:では、オッズパーク会員の皆さんにメッセージをお願いします。

大久保:いつも応援していただき、ありがとございます。また優勝目指してがんばります。これからも応援よろしくお願いします。


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※インタビュー / 赤見千尋
※写真提供:公益財団法人 JKA

2017/11/17

小坂 知子選手

デビュー5年目を迎えた104期の小坂知子(こさか ともこ)選手(岐阜県)。ここに来て調子を上げ、決勝常連となっています。これまでのこと、そして現在の様子を語っていただきました。

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赤見:競輪選手を目指したきっかけは何だったんですか?

小坂:簡単に言うと、自転車に乗っていたらチェーンが外れてしまって、自転車屋さんに行って直してもらったことがきっかけです。そこのお店の人に、「最近女子の競輪が始まったらしいよ」って教えてもらって、競技人口も自転車って少ないじゃないですか。それで、受けてみようと思いました。

赤見:チェーンが外れたことは運命だったんですね。

小坂:運命なんですかね(笑)。その時は同僚の家で「飲み会するぞ」ってなってて、普通のママチャリで向かっていたんです。恰好がかなりラフだったので、自転車屋さんがスポーツをしている人間だと思ったんじゃないですかね。

赤見:競輪を勧められて、どう思いました?

小坂:わたしは小中高と陸上をしていたんですけど、その時も趣味という感じで陸上を続けていたんです。周りの働いている人たちも、ハンドボールとか柔道とかで世界や全国で活躍している人たちがいたので、自分ももうちょっと目立ちたいな、活躍したいなと思ってて。それで奮起しました。

赤見:その時のお仕事というのは?

小坂:特別支援学校で講師をしていました。その仕事をしながら陸上を続けていたんです。そんな中で競輪と出会って、新たな夢っていうか...賭けですよね(笑)。ガールズ2期(104期)だったのでまだ何も形になっていない時期で。親も競輪の知識がまったくなかったせいか、「なんでもいいじゃない、やればいいじゃない」みたいなノリでした(笑)。

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赤見:そこから競輪学校を受ける過程というのは?

小坂:本当に急だったので、どこに願書を取りにいっていいかわからなくて。いろいろなところを回りました。全然ツテもなかったし、入り口がどこかもわからなかったので、ちょっといろいろなところを回された感じでしたね。

赤見:それで1発合格ってすごいですね。

小坂:いや~、これでダメだったらそれも運命だなって思ってたんですけど、受かっちゃったので(笑)。学校での1年間は、ほとんど自分以外は自転車を経験している人が多くて、ギャップがありすぎて厳しかったです。でも同じ部屋の同期と仲が良かったのが大きかったですね。矢野(光世)さんと、猪子(真実)さんだったんですけど、ケンカとかもせずすごくいい雰囲気で過ごせました。

赤見:急に自転車の世界に入って、難しかったことって何ですか?

小坂:今まで陸上をしてきたので、物を扱う競技をしたことがなかったんですよ。だからそこが一番ネックでした。今も難しいんですけど。なかなか道具と一体になれないのがずっと課題です。

赤見:でも今、調子上がってますよね?常に決勝に乗っている印象です。

小坂:お陰様で、今いいですね。体がタフになって来たなとは思うんです。練習の量をこなせるようになってきて、それが競走に繋がって少し楽になってきたのかなと。まだまだ及ばないところも多いんですけど。

赤見:なるほど。あとは自転車との付き合い方が課題というわけですね。

小坂:そこが一番難しいです。力を上手く自転車に伝えられなくて。体一つだったら上手く行くのに、そこに物が入ることによってどこかに逃げてしまう感覚があるんです。それをもっと伝えられればいいんですけどね。

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赤見:ガールズは後輩選手もたくさん増えました。現状はいかがですか?

小坂:年々レベルが上がって来て、それに適応できなかったらすぐに成績が落ちてしまうので、危機感をもってやってます。適応能力は常に高めていきたいですね。

赤見:その中で成績を上げていっているのがすごいと思うんですけど、モチベーションを保つのは難しくないですか?

小坂:オフシーズンなしでやっているので、普段からオンとオフの切り替えは意識してするようにしています。オフの時は飲みに行ってパ~っとという感じです(笑)。

赤見:あだ名が「アッコ」って聞いたんですけど、知子さんなのにアッコなんですか?

小坂:足のサイズが大きいので、和田さんからきているんです(笑)。高校の頃からずっと呼ばれてますね。サイズは26.5か27くらいです。その分、もっと身長も欲しかったんですけど。

赤見:足が大きいのは遺伝ですか?

小坂:母はそうでもないですし、父と同じくらいです(笑)。

赤見:今の目標を教えてください。

小坂:とにかく優勝したいです!あと一歩のところまで来れている感じはするんですけど、近くて遠いですね。優勝は大きいので、まずは1つ勝ちたいです。

赤見:では、オッズパーク会員の皆さんにメッセージをお願いします。

小坂:2,3着絡めてぜひ車券を買ってください!

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※インタビュー / 赤見千尋
※写真提供:公益財団法人 JKA

2017/11/08

東口 純選手

デビューから2年が過ぎた108期の東口純(ひがしぐち じゅん)選手(石川県)。まだ優勝はないものの、決勝でも上位を連発し存在感を放っています。

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赤見:東口選手は小中高校とバスケをしていたそうですが、高校からは自転車のBMXもされていたそうですね。BMXというのは珍しいと思うのですが、始めるきっかけというのは?

東口:わたしの地元の石川県小牧市って、BMXのフラットランドという競技が盛んなんですよ。普通に駅前とかでみんなやっていて。それで、中学校を卒業したくらいの時に通り掛かりながら見ていて、「いいな」と思って自分から声を掛けて始めました。

赤見:知らない方々に声を掛けるというのは勇気が必要だったんじゃないですか?

東口:そうですね。でもどこで自転車を買えばいいのかもわからなかったですし、始め方もわからないのでとりあえず聞いてみようと。実際にBMXをやってみて、すごく面白かったです。かなり難しいですけど、一つのことができた達成感がすごくて、それでのめり込みました。バスケは高校でもやっていたんですけど、高校ではBMXがメインという感じでした。

赤見:BMXのフラットランドというのは、どんな競技なんでしょうか?

東口:BMXっていうのは自転車のハンドルがくるくる回ったり、前輪だけで走ったりという感じで、その中でタイムを競うものや障害物を使うものなどがあるんですけど、フラットランドは平地で曲芸みたいなことをする競技です。怪我とかもありますけど、競輪よりは危なくないかなと(笑)。結局5年くらいやっていて、競輪学校に入る直前くらいまでやってました。

赤見:そこから競輪に進むきっかけというのは?

東口:自分の中でBMXが頭打ちというか伸び悩んでいる時、競輪と出会ったんです。高校の時にたまたま急きょ自転車部を作った時があって、人数合わせみたいな感じで入れられてしまって。その大会が競輪学校の横のサイクルスポーツセンターであったんです。高校でお世話になっていた先生と、今競輪学校で教官をしている先生が知り合いで、大会に行った時に面倒を見ていただいたんです。その時にガールズケイリンの話を聞いて、いいなと思いました。

赤見:どんなところに魅力を感じましたか?

東口:やっぱり職業にできるというのは大きかったです。BMXでは正直生活はできないので。先のことを考えて、やりたい仕事もないしと思ったら、好きな自転車を職業にしたいなと思いました。

赤見:悩んだりはしなかったですか?

東口:それはなかったですね。親には、自分で勝手に願書を出してから、「受けるから」って事後報告して(笑)。でもうっすらとは気づいていたみたいで、特に反対もなく「がんばれ」って言ってくれました。

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赤見:BMXとはまったく違う競技だと思いますが、戸惑った部分はありますか?

東口:すべてが目に見えて、はっきりとタイムで順位がわかってしまうので、そこは厳しいなとは思いました。BMXは一つの技でもいろいろな見え方があって、はっきりと目に見える点数とかタイムがないんですよ。フィギュアスケートみたいに魅せる競技なので、そういう面では大きく違ったかなと。でも、もともと自転車が好きなので、どっちの自転車も楽しいですね。

赤見:自転車のどんなところが好きですか?

東口:自分で漕いだら漕いだ分だけ進むというのが面白いです。自分で扱えるというか、自分次第で動くので。自分が駆動力になっているので、そこがバイクや車とは違うところだと思います。

赤見:では、競輪選手になってからを振り返っていただきます。デビューは2015年の大垣で、5着2着6着でした。

東口:緊張はまったくしなかったんですけど、いつも見ていた現役の選手たちとのレースで、これまで学校でやっていた競走とは全然違うだろうなとは思っていました。正直走るまで現場のレースがどんな感じなのかまったくわからなかったです。自分が通用するのかどうかも。もしかしたら学校で脚力は全然上位じゃなかったけれど、どうにかして技術で通用するんじゃないかなと思う面もあったり。走ってみてとりあえず決勝に乗れたので、がんばれるかなと思いました。

赤見:初勝利は2か月後の弥彦でした。

東口:やっとという感じでしたけど、すごく嬉しかったです。

赤見:優勝はまだですが、2着が何度もありますね。

東口:そうなんですよ。あと1歩がめちゃくちゃ大きいのは自分の中でもわかっています。今はとりあえず常に2着でいられる選手になりたいです。そうすればいつか1着がついて来るかなと思うので。

赤見:今年8月にも児玉碧衣選手の2着がありました。

東口:久しぶりに決勝確定版に載れて嬉しかったです。しばらくずっと成績が悪かったので、少しホッとしました。

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赤見:デビューから2年が経ちました。ここまで早かったですか?

東口:早かったですね。あっという間でした。成績が悪くて凹む時もありますけど、ひたすら練習するしかないので。自分の中で割り切って、楽しみながらやっています。本気で「やばい、強くならなきゃ」って思いながら練習したら余計凹むので、逆に気持ちを吹っ切って「楽しもう」と考える方がいいので。

赤見:メンタル強いですね。昔からそういう考えなんですか?

東口:けっこうそうですね。悩んでも無駄だなって思うので(笑)。楽しんでがんばりたいです。今、すごく楽しいですよ。時間はいっぱいあるんですけど、とにかく練習しかしていないのでほとんど休みはないですね。練習が楽しいんです。

赤見:今の楽しみというのは?

東口:競走に行くことです。普段練習していてたまに飽きるというか、「早く競走行きたいな」って思います。練習をするモチベーションは、応援してくれる人がいるということが一番大きい気がします

赤見:身長が152cmと小柄ですが、苦労や工夫していることはありますか?

東口:苦労はあんまりないかなとは思いますけど、正直体が大きい方が筋肉量とかも多いのでいいなとは思います。けど、小さくて良かったです。「アイツ、小さいのにやばい」みたいな(笑)。そういう方が面白いです。「なんか小さくない?」ってよく言われるんですけど、だからこそ強くなりたいです。

赤見:では、オッズパーク会員の皆さんにメッセージをお願いします。

東口:いつもたくさんの応援ありがとうございます。これからも優勝目指して一生懸命がんばります。応援よろしくお願いします。

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※インタビュー / 赤見千尋
※写真提供:公益財団法人 JKA

2017/11/01

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