*14日(火)金沢 第11R『百万石賞』 2100m 17:30発走*
8頭と少頭数であり、メンバー構成的にも金沢の女王ハクサンアマゾネスが圧倒的でしょう。
休み明けだった金沢スプリングカップは出遅れてスピードの乗りが遅れ、ファストフラッシュに逃げ切られてしまいましたが。
一度使った前走利家盃では動きがガラッと変わり、自ら逃げる形で圧勝しました。
ゲートに不安はあるものの、逃げてよし番手でもよしですから、ここも女王として強い姿を見せて欲しいです。
対抗もファストフラッシュで堅いのではないでしょうか。
休み明けのライラック特別を勝って挑んだ金沢スプリングカップはハクサンアマゾネスを抑えて快勝。
前走の利家盃では2番手からハクサンアマゾネスを追いかけましたが、最後は失速しての3着。2着はスギノグローアップでしたから、ハイレベルな戦いでした。
今回のメンバーであれば、ハクサンアマゾネス以外には負けないのではないかと思っています。
3番手評価はトウショウデュエル。
昨年のこのレースは10着でしたが、一昨年は2着に来ており、距離もまったく問題なし。
伏兵が手薄なイメージのメンバーですから、力通り走れれば馬券圏内でしょう。
3連勝と勢いに乗るクイックファイアまで。
◎6、ハクサンアマゾネス
〇4、ファストフラッシュ
▲3、トウショウデュエル
△8、クイックファイア
*12日(日)高知 第7R『高知優駿』 1900m 18:15発走*
南関東や兵庫から重賞活躍馬が複数参戦でかなりの豪華メンバーになりました。
その中で本命にしたのは地元高知のヴェレノ。
黒潮皐月賞では大接戦のゴール前で差し切ってアタマ差勝利、続く好メンバー揃いの山桃特別もハナ差で差し切って勝利と、ここに来て2連勝しています。
勝ち方はどちらも僅差ですが、直線半ばくらいまでは「ちょっと届かないのでは?」という雰囲気から最後にググッと伸びて差し切るという、どちらも劇的な勝利でした。
管理するのは宮川真衣調教師。
開業してすぐに重賞制覇を果たしたこともすごいですし、ダービー出走まで順調に来たのもすごいです。
地元代表のような位置付けにはなりますが、おそらく人気は南関東勢の方に集中すると思いますから、初めてのダービーでもそこまでプレッシャーを感じずに挑めるのではないでしょうか。
今回もゴール直前での差し切り勝ちに期待しています。
対抗は南関東からの遠征馬コスモポポラリタ。
東京プリンセス賞では唯一スピーディキックに迫りました。
末脚が確かな馬で、この距離は合いますし、門別で重賞2勝しているようにタフな馬場もOK。
鞍上には赤岡修次騎手を抑えているあたりにも、早い時期からこのレースを目指していたことが伺えます。
ヴェレノとの直線末脚勝負になるのではないかと想像しています。
3番手評価はガルボマンボ。
仙台屋桜特別ではヴェレノを封じての勝利。
重賞勝ちこそありませんが、安定して好走する馬で、地元トップクラスの実力があります。
今回は末脚勝負の馬が多い中で、先に動ける強みがありますから、展開一つで初重賞制覇もあると思います。
浦和のアイウォールは外枠に入ったら対抗にしようと考えていた馬。
内枠に入ったのはちょっと気になりますが、前走のように好位外をスムーズに進めれば一発も十分あると考えます。
アンティキティラは距離克服がカギ、東京湾カップ3着のフレッシュグリーンまで。
◎11、ヴェレノ
〇10、コスモポポラリタ
▲8、ガルボマンボ
△1、アイウォール
△4、アンティキティラ
△6、フレッシュグリーン
*9日(木)園田 第11R『兵庫ダービー』 1870m 16:15発走*
菊水賞を勝ったベルレフォーンVS兵庫ユースカップの勝ち馬バウチェイサーの新子厩舎対決だと考えます。
距離適性で言えばベルレフォーンですが、今回は成長力に期待してバウチェイサーを本命にしました。
門別の新馬戦を勝った後はなかなか勝ち切れないレースが続き、兵庫に移籍。
初戦勝利後に挑戦した兵庫ジュニアグランプリで4着に健闘し、続く全日本2歳優駿で強豪に揉まれて10着に敗れましたが、ゴールドジュニア、兵庫ユースカップと2連勝して覚醒しました。
菊水賞では最後差されて3着でしたが、兵庫チャンピオンシップで果敢に逃げる厳しい競馬を経験。ここでもう一段階成長してくれるのではないかと思いますし、前走よりは緩いペースになると予想。
2度目の距離で展開も楽になるとなれば、先行して粘り込んでくれるのではないでしょうか。
対抗はベルレフォーン。
菊水賞の時には3番人気でバウチェイサーの陰に隠れていた感じでしたが、距離適性の高さを見せつけて直線突き抜けました。
兵庫チャンピオンシップでも6着に頑張りましたし、確かな末脚で今回も確実に伸びて来ると思います。
3番手評価は菊水賞で2着に健闘したエイシンクエーサー。
先行してしぶとく粘りましたし、父ネオユニヴァースということで距離延長も歓迎でしょう。
スタミナ勝負の消耗戦になったら力を発揮してくれそうです。
ローグネイションは兵庫チャンピオンシップで地方馬最先着の5着。
中央馬にはかなり離されましたが、この経験は大きいでしょう。
ベラジオボッキーニは距離が課題だと思いますが、力のある馬。2度目の1870mで巻き返しがあるかもしれません。
◎5、バウチェイサー
〇2、ベルレフォーン
▲7、エイシンクエーサー
△1、ローグネイション
△11、ベラジオボッキーニ
*7日(火)名古屋 第11R『東海ダービー』 2000m 16:30発走*
駿蹄賞の勝ち馬タニノタビトが中心だとは思いますが、今回はちょっとひねって、堅実な走りを見せているイイネイイネイイネに注目しています!
門別デビューで初勝利を挙げられずに笠松に移籍して来ましたが、2戦目で勝利を挙げるとその後はゴールドウィング賞以外すべて馬券圏内という安定ぶり。
末脚が武器の馬で勝ち切れないことが多いのですが、必ず最後に伸びて来る馬です。
前走は勝負所で内々を抜けたタニノタビトに大差をつけられましたが、あそこまでの力差はないのではないかと考え、東海ダービーでの逆転を期待します。
対抗はタニノタビト。
ここに来て3連勝と、一気に強くなりましたね。
前走の駿蹄賞は岡部誠騎手の好判断で、開いた内を突き抜けてぶっちぎりました。
あんなレースが出来るのかと唖然としましたが、初の2000mであの強さですから、一躍ダービーの本命候補に躍り出ました。
馬場読みが難しい今の名古屋競馬場ですが、当日の馬場状態を瞬時に味方につけるのが岡部誠騎手。圧倒的人気になるのも納得です。
3番手評価はレイジーウォリアー。
この世代は重賞を勝つたびに勝ち馬が変わる混戦模様のイメージでしたが、駿蹄賞でタニノタビトが突き抜ける前は、この馬が一番強いと思っていました。
新春ペガサスカップの勝ちっぷりが素晴らしく、逃げた時のインパクトが強いので。
最近は距離が延びて影が薄くなっていますが、いつ巻き返してもおかしくない実力があると思います。
ゴールドウィング賞の勝ち馬ドミニクにも注目。
長くいい脚を使う馬で、駿蹄賞でもロングスパートで3着。
2度目の2000mでさらなる前進もあるかもしれません。
先行して粘り込みがありそうな、リンクスターツとシャローナまで。
◎12、イイネイイネイイネ
〇11、タニノタビト
▲9、レイジーウォリアー
△6、ドミニク
△4、リンクスターツ
△8、シャローナ
*2日(木)園田 第11R『六甲盃』 2400m 17:55発走*
地元のジンギVS昨年の覇者トーセンブルの戦いですが、今年はジンギに軍配が上がるのではないかと期待しています。
昨年の六甲盃は初めての2400m戦で、逃げるホーリーブレイズを自ら動いて捉えに行ったところを最後半馬身差されての2着でした。
内容的には負けて強しでしたし、距離をこなせたことも大きいです。
6歳になった今年はさらにパワーアップした印象。
今回は押し切ってくれるのではないでしょうか。
対抗は長距離戦に強いトーセンブル。
昨年の六甲盃は道中からジンギをマークして、ゴール前きっちり差し切りました。
長い距離の重賞で何度も上位争いをしていたので、これが初重賞制覇というのは意外でしたが、前走のオグリキャップ記念も勝って、重賞2勝目。
末脚勝負の馬ですが、小回りでも上手に加速出来る器用さもあります。
連覇を目指してここに挑んで来たでしょうし、今年も好走必至でしょう。
3番手評価はホーリーブレイズ。
昨年の六甲盃はあわや逃げ切りか?!というところをジンギに交わされ、トーセンブルにも交わされましたが、やはり自分の形に持ち込めたらしぶとい馬です。
前走のオグリキャップ記念はチグハグな競馬になってしまい、完全燃焼ではないと思っているので、今回は先手を取り切って自分の形に持ち込んで欲しいです。
2020年の東京ダービー馬エメリミットも長距離路線にシフトして来ました。
前走の皐月盃では勝ち馬に離されたものの、2番手からしぶとく粘っての2着。先行して息の長い脚が使える馬で、小回りの長距離も合いそうです。
昨年の金盃で9馬身差の圧勝を演じたマンガンは休み明けがカギでしょう。
安定感抜群のエイシンニシパまで。
◎6、ジンギ
〇9、トーセンブル
▲3、ホーリーブレイズ
△11、エメリミット
△2、マンガン
△8、エイシンニシパ