*31日(金)高知 第7R『高知県知事賞』 2400m 17:25発走*
ここはスペルマロンで圧倒的でしょう。
このレース2連覇中ですし、特に今年は4月の二十四万石賞から9連勝と、死角が見当たらない状況です。
短距離であれば、ちょっとしたことで逆転もあるかもしれませんが、長距離ではより地力が問われますから、3連覇濃厚だと考えます。
対抗以下が難しいところ。
2年連続このレースで馬券に絡む活躍をしたツクバクロオーが岩手に移籍していますし、特に長距離に強そうな強敵も見当たらず、ここは素直に地力の比較でいいかなと思います。
ということでクラウンシャインを対抗にします。
今年は9連勝と破竹の勢いで勝ち上がって来ました。
珊瑚冠賞では唯一スペルマロンに食い下がり、3着以下を8馬身離しての2着。
スペルマロンも強かったですが、この馬の強さも実感しました。
2400mは大井の東京記念で経験済み。
ちょっと長いかなとは思いますが、能力の高さでカバーしてくれるのではないかと期待しています。
3番手評価にしたのはスコルピウス。
高知移籍後まだ勝ち切れませんが、JRA時代は中距離を中心に使われて、中山の2400mで2着あり。
JRAで3勝を挙げた実力がありますし、長距離戦で一変の可能性があるのはこの馬でしょう。
3歳馬ハルノインパクトにも注目しています。
惜しくも高知三冠には手が届かずでしたが、常に自分から動いて行く一番強い競馬をして来た馬です。
古馬相手でどのくらい戦えるかと思いましたが、アドミラブル賞ではスペルマロンの2着、オパール特別では1着と早々に結果を出しました。
前走はスタートダッシュがつかずに後方からとなり、追い上げ切れず7着でしたが、スムーズに流れに乗れれば巻き返し可能だと思います。
距離が向きそうなモーニングサンまで。
◎6、スペルマロン
〇10、クラウンシャイン
▲8、スコルピウス
△11、ハルノインパクト
△2、モーニングサン
*30日笠松 第10R『ライデンリーダー記念』 1400m 15:50発走*
来年に向けても重要な一戦、ライデンリーダー記念。
アマクミナイデヨの競走除外は残念ですが、今年も好メンバーが揃いました。
その中でも金沢からの遠征馬エムティアンジェの実力上位と考えます。
門別デビュー馬で初勝利を挙げるまでにちょっと時間は掛かったのですが、6戦目の未勝利戦で勝利すると、金沢移籍初戦の金沢プリンセスカップで初重賞制覇を果たしました。
続く兼六園ジュニアカップでは北海道からの遠征馬エンリルに負けて2着でしたが、道中食い下がって行く根性も見せたし、負けて強しの内容。
門別でオープン勝ちがあるエンリルに対して食い下がる競馬を見せたことで、北海道時代と比べて相当力を付けていると実感しました。
笠松ではラブミーチャン記念で強い競馬を見せていますし、メンバー的にも重賞4勝目のチャンスです。
相手筆頭は地元笠松のドミニク。
ラブミーチャン記念ではエムティアンジェに離された3着でしたが、初めての遠征だったゴールドウィング賞では見事な決め脚で勝利。
序盤忙しい流れになって展開が向いた面もありますが、今回も先行したい馬が多いので流れは向きそうです。
もう1頭の金沢からの遠征馬ボサノヴァにも注目しています。
金沢プリンセスカップも金沢ヤングチャンピオンもエムティアンジェの2着ですが、着差は0.3。
ラブミーチャン記念ではエムティアンジェが他の馬たちをもっと突き放していますので、単純比較でこの着差は立派でしょう。
他にも逃げたい馬がいるので先行争いがカギですが、自分の競馬に持ち込めれば。
岩手からの移籍初戦となるアップテンペスト、北海道から移籍して2連勝中のボルドーアドゥールまで。
◎5、エムティアンジェ
〇4、ドミニク
▲7、ボサノヴァ
△12、アップテンペスト
△2、ボルドーアドゥール
*28日(火)高知 第6R『金の鞍賞』 1400m 18:15発走*
高知の2歳馬といえばマリンスカイが圧倒的な強さで4戦4勝。
先日の全日本2歳優駿でもスタートで大きなフリがありながらも見せ場を作ってくれました。
ここは前走から間がないということで先々を見据えて回避。
来年さらに成長した姿を見せてくれるのではないでしょうか。
逃げて圧倒的なスピードで勝って来たマリンスカイが不在となると、これまでとはレースの流れも変わってくると思います。
本命にしたのはリュウノアンジェラ。
前走は2番人気で10着と大敗しましたが、初めてのマイル戦で、途中まではマリンスカイについて行ったことが、早め失速に繋がったと見ています。
1400mへの距離短縮はプラス材料だし、マリンスカイがない流れというのも大きいでしょう。
離されたとはいえ黒潮ジュニアチャンピオンで2着。
他の馬たちとの比較で言えば力上位と考えます。
高知移籍後4連勝中のファーストリッキーは、すべて横綱相撲でのレースぶり。
逃げて良し番手でも良しと自在な立ち回りが出来ますし、メンバー強化とはいえマリンスカイがいなければいきなりタイトル奪取もあると思います。
グットクレンジングは2走前にファーストリッキーに完敗していますが、いい枠を引いたので、先手を奪ってどこまで粘れるか。
高いレベルで安定しているマオノウイッシュ、前走グットクレンジングの2着だったサンコーチまで。
◎9、リュウノアンジェラ
〇6、ファーストリッキー
▲3、グットクレンジング
△10、マオノウイッシュ
△4、サンコーチ
*26日(日)佐賀 第6R『中島記念』 1800m 18:15発走*
ここはもうドゥラリュールで圧倒的でしょう。
佐賀移籍後6連勝で、内容も危なげない勝ちっぷりばかり。
大外枠に入ってもまったく問題ないですし、ここも先手を奪って連勝を重ねてくれると信じています。
問題は2着争いですね。
国見岳賞を勝ったコンカラーに期待しました。
韓国岳賞ではドゥラリュールに5馬身離されての2着でしたが、勝負所で果敢に並びかけようとする攻めの姿勢を見せてくれました。
前走九州大賞典は初の2500mでちょっと距離が長いかなと思いましたが、3着に粘り込んで底力を見せてくれましたね。
さすがにドゥラリュール逆転までは厳しいと思いますが、他の馬たちとの比較では実力上位と考えます。
3番手評価はパイロキネシスト。
ドゥラリュールのお兄さんで、5月の佐賀スプリングカップの勝ち馬です。
ドゥラリュール移籍後はちょっと目立たなくなっていますが、休養を挟んで3戦目ですから、この馬らしいスピードと粘りが見られるのではないでしょうか。
ゲットワイルドは前走の宝満山賞でドゥラリュールとは2馬身差の2着。
勝負所で離されましたが、最後盛り返してよく食い下がりましたね。
グレイトパールはこの距離でも侮れない存在です。
◎9、ドゥラリュール
〇7、コンカラー
▲8、パイロキネシスト
△3、ゲットワイルド
△1、グレイトパール
*23日(木)名古屋 第11R『名古屋グランプリ』 2500m 15:50発走*
今年のメンバーは力が抜けている存在がなく、比較がかなり難しいですね。JRA勢はダートグレード新興勢力が多いですし、地方馬にもチャンスがあると考えます!
やはり2500mという長距離適性が重要だと思うので、船橋のトーセンブルを本命にしました。今年6月の六甲盃ではジンギを差し切って初の重賞制覇。金盃トライアルや金盃でも毎年上位争いをしている馬で、とにかく長距離戦に強いです。昨年のダイオライト記念では4着に入っているし、ダートグレードでも長距離戦ならば十分勝負出来る馬。適性の高さと、このレースで3勝を挙げている岡部誠騎手のエスコートに期待しています。
対抗はJRAのヴェルテックスにしました。ブラジルカップ、浦和記念と続けて3着に入り、オープンでも戦えるところを見せましたね。2500mは初めてですが、東京の2100mを勝っていますから、特に問題なくこなしてくれるのでは。小回りの浦和でも上手に立ち回っていましたから、名古屋替わりも心配していません。
3番手評価は悩みに悩んでライトウォーリアにしました。太秦ステークスは長くいい脚を使ってよく勝ち切りました。器用に先行出来る脚も小回りの名古屋に合いそうです。前走2000mで最後いっぱいになったので、距離がこなせるかどうかがカギでしょう。
ケイアイパープルもオープン特別2連勝の内容がとてもいいのですが、距離延長が不安材料。人気になりそうだということもあり、それならばと薄い印にしました。
北海道からの遠征馬ルールソヴァールは、2018年の佐賀記念を勝った馬です。9歳の今年は3戦して道営記念で3着。長距離戦で新たな一面が見られるかもしれません。
◎9、トーセンブル
〇11、ヴェルテックス
▲5、ライトウォーリア
△8、ケイアイパープル
△6、ルールソヴァール
3連単1頭軸マルチ
9―5,6,8,11 36点