10日に門別競馬場で行われたエーデルワイス賞。
地元門別所属のコーラルツッキーが、7番人気という低評価を覆して勝利しました!
管理する田中淳司調教師にレース後のお気持ちを伺いました。
赤見:エーデルワイス賞制覇、おめでとうございます!
田中:ありがとうございます。上手く行きましたね。
前回出遅れて着順落としただけなのでちょっと人気無さすぎかなと思っていて。状態も良かったですし自信はありました。
赤見:これまでの勝利が1000mだったので、1200は若干長いのかなと勝手に思い込んでいました。
田中:そういう風に言われるんですけど、栄冠賞でも3着に来ていますし、前走は出遅れたことが大きかったので。
瞬発力というか切れる脚はないけど、最後までジリジリと伸びてくれる馬です。
逆に1200mの方がゆったりと走らせられる分、いいと思っていました。
赤見:今後距離に関してはさらに伸びてもという印象ですか?
田中:そうですね。今後はローレル賞などのグランダム・ジャパン2歳シーズンのレースを考えていて、
今年の最大目標は暮れの東京2歳優駿牝馬を予定しています。
コーナー4つ回る距離や左回りなど未知の部分もありますけど、また少しずつ教えながらやって行きます。
赤見:エーデルワイス賞が行われた当日は、ハッピーグリンがJRAに移籍するというニュースが出ました。
田中:そうなんですよ。当日の午後に登録抹消の手続きをして、その日の夜にダートグレードを勝つことが出来たので、
コーラルツッキーの頑張りはもちろん、ハッピーが後押ししてくれたのかなって服部騎手と話してました。
いろいろな想いがあって、余計にグッと来たというか。
赤見:ハッピーグリンはずっと地方所属で頑張っていましたが、出走出来るレースがないというのは本当に残念ですね。
田中:現行のルールでは、古馬になるとなかなかJRAに挑戦出来るレースがなくて。
オーナーも出来るだけ地方所属でという気持ちを持ってくれていたんですけど、こればっかりは仕方ないですよね。
これを機にもう少し柔軟なルールになってくれると嬉しいです。
赤見:では、ファンの皆さんにメッセージをお願いします。
田中:いつも応援していただき、ありがとうございます。コーラルツッキーはレース後もとても元気に過ごしています。
また一生懸命頑張りますので、応援よろしくお願いします。