*25日(日)高知 第7R『建依別賞』 1400m 18:10発走*
今年はかなりいいメンバーが集まったこのレース。
昨年の覇者で、地元重賞では圧倒的な力を見せているサクラレグナムの連覇か、
JRAからの転入3連勝でトレノ賞を制したケイマか、
それともJRA4勝の実力馬で、現在4連勝中のファドーグか、
というところで本命を迷いましたが、3連勝で一気に重賞制覇を果たしたケイマの勢いを取りました。
移籍2戦はデビュー間もない濱尚美騎手が騎乗して、圧倒的なスピードを発揮して2連勝。
初の重賞挑戦だった前走も、先行争いが激しくなって好位3,4番手になりましたが、勝負所からの手ごたえは力強く、直線も危なげない走りで重賞制覇。
1400mも守備範囲だし、相手はさらに強力になりますが、どのくらい戦えるか楽しみです!
対抗は王者サクラレグナム。
黒船賞から中9日で挑んだ御厨人窟賞のレースぶりが圧巻で、好位追走から早め先頭で押し切りました。
ここ2戦は遠征が続いていて、かきつばた記念6着、習志野きらっとスプリント8着という成績ですが、
これはかなり強いメンバーと戦ってのもの。
地元重賞ならば常に上位争いをしてくれる馬で、ここも中心的存在でしょう。
ファドーグは今回が高知での初重賞挑戦ですが、JRA時代の経歴を考えても一気に勝ち切っておかしくない存在。
前走のメンバーも相当強かったし、そのメンバー相手にひとマクリで勝ち切ったのは相当な能力を感じました。
ケイマやサクラレグナムの方が前に行くレースをすると思うので、勝負所でどこまで差を詰められるかがカギになりそうです。
安定感のあるチャオ、移籍初戦を快勝したウォーターマーズまで。
◎3、ケイマ
○8、サクラレグナム
▲9、ファドーグ
△10、チャオ
△4、ウォーターマーズ
*25日(日)水沢 第12R『ビューチフルドリーマーカップ』 1900m 17:45発走*
2011年から8年連続で遠征馬が勝っているこのレース。
特にいい成績を残している北海道勢は今年は参戦がないのですが、それでも遠征馬が強い印象です。
本命にしたのはクレイジーアクセル。
前走は初の長距離輸送をものともせず、好メンバーが揃ったノースクイーンカップで逃げ切り勝ち。
道中はアップトゥユーにがっちりマークされながらも、直線突き放す強い競馬でした。
前回が強力なメンバーだっただけに、今回の方が楽になった印象があるし、
水沢の小回りはこの馬のスピードにぴったりのコース。
東京湾カップ以来なかなか勝ち切れないレースが続いていましたが、前走をいい形で勝ち、ここも連勝を期待しています。
対抗は同じく大井から遠征のグレースレジーナ。
今回が初めての古馬重賞挑戦となります。
2走前、初の長距離輸送で挑んだ園田ののじぎく賞は、自ら動いて早め先頭に立つ積極的なレース展開で、最後はチャービルに差されたものの、強いレースを見せてくれました。
前走は初めて古馬に混じって戦って、差のない4着に健闘。
1戦ごとに力をつけているし、鞍上の藤本現暉騎手も絶好調。
人馬共に初重賞制覇の可能性もあると思っています。
3番手評価にしたのは川崎からの遠征馬アッキー。
タイトルはまだないですが、これまで強い馬たちと戦ってその中で結果を出して来た馬です。
特に前走はオープン特別とはいえ重賞級のメンバーが揃った中で、ヤマノファイト、センチュリオンに続く3着に。
好位から渋太く脚を使える馬で、初めての水沢コースも合いそうです。
フェアリーカップを圧勝した地元岩手のコスモパープル、兵庫からの遠征馬エイシンミノアカまで。
◎9、クレイジーアクセル
○2、グレースレジーナ
▲8、アッキー
△4、コスモパープル
△3、エイシンミノアカ
*25日(日)金沢 第11R『加賀友禅賞』 1400m 17:15発走*
3歳牝馬の戦いであるこのレース、石川ダービーを勝ったロンギングルックを本命にします。
ロンギングルックは金沢デビューの生え抜き馬。
デビューからずっと中島龍也騎手と共に戦って来ました。
北日本新聞杯でスターキャデラックに千切られた時には、「ダービーはスターキャデラックで決まりかな」と思っていましたが、そのダービーで大逆転。
中島騎手の攻めの姿勢にロンギングルックもよく応えて、大差圧勝というびっくりするような勝ち方を見せてくれました。
この時、状態はピークに近いところまでいっていたと思うので、その後どうなるかと思っていましたが、
超強力なメンバーが揃ったMRO金賞では崩れたものの、前走の準重賞もしっかり勝って、引き続き状態は良さそう。
特に強敵も見当たらないし、ここは順当に勝ってくれると思っています。
対抗はボルドープラージュ。
昨年のラブミーチャン記念を制した馬で、タイトルは一つですが、ライデンリーダー記念、園田ユースカップ、あやめ賞、留守杯日高賞と4つの重賞で2着に入る実力の持ち主。
ここ最近の成績だけ見ると金沢移籍後勝ち切れていませんが、3歳同士で戦っている馬たちが多い中、この馬は古馬A級で揉まれて来ました。
3歳戦になったら力上位は確実と考えます。
ミエルミエーレはJRA未勝利から転入してきて、7戦3勝2着2回。
特に初めての重賞挑戦だった笠松のクイーンカップでは、8番人気ながら逃げて2着に粘り込みました。
前走のMRO金賞は逃げて早々に抜かれる厳しい展開になりましたが、今回の相手ならば自分の競馬が出来るのではないでしょうか。
安定感抜群のカトリーヌレーヴにも注目。
金沢生え抜き馬で、これまで大きく崩れたのは3走前のJRA交流戦の一度だけという堅実派。
前走の準重賞でもロンギングルックの2着に頑張っているし、必ず伸びて来る末脚は信頼出来ます。
前がやり合うような展開になれば、さらにこの馬の脚が活きそうです。
前走9馬身差の圧勝だったスターインステルスまで。
◎4、ロンギングルック
○12、ボルドープラージュ
▲11、ミエルミエーレ
△8、カトリーヌレーヴ
△6、スターインステルス