*15日(月)盛岡 第10R『マーキュリーカップ』 2000m 16:50発走*
ここは実績的にもグリムが抜けた存在と考えます。
昨年のレパードステークスからすべて馬券圏内に入っており、地方コースでは白山大賞典と名古屋大賞典を勝利。
これまでは逃げてこそのイメージが強かったのですが、名古屋大賞典では番手からの競馬で勝ち切ったし、前走のアンタレスステークスは中団から早めに押し上げる形で2着に入りました。
レースの幅が広がっているというのは成長の証。
しかしやはり逃げるレースがベストではないかと思うので、今回の1枠1番でスムーズに行ければ白山大賞典のように圧倒的なレースを見せてくれるのではないかと期待しています。
グリムが強いだけに対抗以下の評価が迷うところですが。
前走いい勝ち方をしたテルペリオンに注目しました。
初めての地方コースだった名古屋大賞典では先行できずに5着。
しかし前走は2番手からオープン戦を勝ち切って、改めてこの馬の強さを見せてもらいました。
名古屋大賞典の時に1キロ差だったグリムとの斤量差が、今回はさらに広がって2キロ差になることも好材料でしょう。
盛岡は地方の中では広いコースで走りやすいと思うし、この馬の力が出せれば十分上位争い可能です。
3番手評価にしたのはロードゴラッソ。
前走の大沼ステークスは逃げたリアンヴェリテには及ばなかったものの、プレスティージオとの壮絶な2着争いをハナ差制しました。
昨年末から3連勝してマーチステークスでは6着と跳ね返されたものの、オープンでも通用する力を示してくれました。
好位中団からいい脚を使える馬で、小回りの地方コースも合いそうです。
ノーブルサターンは2017年の兵庫チャンピオンシップで2着。
この時は逃げ粘っての2着でしたが、その後いろいろな競馬をするようになった今、盛岡でどんなレースをしてくれるか楽しみです。
◎1、グリム
○9、テルペリオン
▲14、ロードゴラッソ
△3、ノーブルサターン