*6日(水)船橋 第11R『クイーン賞』 1800m 20:10発走*
ここはデータ的にもJBCレディスクラシック出走組が強いレース。
今年のメンバーもJRA&地方ともにJBCを戦った馬に注目しています。
まず本命にしたのはプリンシアコメータ。
前走は初めての地方で初めての重賞、しかもいきなりのGI挑戦でしたが、逃げて本当によく粘り込みました。
4コーナーから直線の立ち上がりでは完全にララベルの方が手ごたえが上でしたが、並んでからは何度も何度も差し返す勝負根性を見せ、負けて強しのレースでした。
今回もいい枠に入ったし、もともとは逃げなくても好位で競馬ができる馬。
展開は問わないし、船橋に替わることもプラスと考えます。
対抗はアンジュデジール。
前走は5着とダートグレードで初めて馬券圏内を外す結果になってしまいましたが、スタート直後に躓いたことが大きく、いつもより後方の位置取りになったことが敗因でしょう。
それでも最後はよく詰めているし、3歳馬とは思えない安定感を持っている馬。
本来はゲートが上手だし、どんなレースにもしっかりと対応できる馬。
船橋は初めてですが、ここも戸惑うことはないでしょう。
3番手評価は大井のラインハート。
前走は内のララベルVSプリンシアコメータの叩き合いに見入っていたら、最後ものすごい脚で突っ込んで来た馬がいて本当に驚きました。
JRAからの移籍初戦でしたが、いきなり力を発揮してくれましたね。
気性的に強いものを持っている馬で、カギは折り合えるかどうか。
笹川騎手が調教からコンビを組み、しっかりとコントロールしているし、
船橋もスパイラルカーブで追い込みは利くので、前2頭が意識し合う展開になれば突き抜けるまであると考えます。
昨年このレース3着に追い込んだ門別のタイムビヨンド。
その後の成績がいまいちですが、長期休養明けを一度使って態勢は整いました。
昨年は3連勝で道営記念を勝っていて、そこから比べると勢いはありませんが、このメンバーでも地力は引けを取らないと思っています。
タガノヴェローナは本来好位からレースをするタイプ。
前走はいきなりのGIでさすがに自分の競馬ができなかったけれど、このメンバーに入ればもっといい位置が取れるはず。
軽視は禁物です。
◎2、プリンシアコメータ
〇5、アンジュデジール
▲6、ラインハート
△3、タイムビヨンド
△8、タガノヴェローナ