ちょっと時間が経ってしまいましたが、
先週(木)に行われた浦和記念の回顧&関係者コメントをお伝えします。
勝ったのは前走で準オープンを勝ったばかりのマイネルバサラ!
今回は初の古馬重賞&地方交流重賞挑戦でしたが、いきなり魅せてくれましたね。
好位から3コーナー手前で早めにスパートし、2着ヒガシウィルウィンに6馬身もの差をつけてゴールしました。
柴田大知騎手
「ここまで離しているとは思わなかったです。強かったですね。
今日はスタートも良く、考えていた以上にいい位置でレースができました。
まだ4歳ですから、これからもっと強くなってくれると思います。今後も楽しみですね」
松山将樹調教師
「登録した時は補欠でしたが、繰り上がりで出走できたことは幸運でした。
それに、午前中の雨もこの馬にとっては良かったです。
初めての地方小回りでしたが、上手に競馬をしてくれました。
以前より体が増えて、本当によく成長してくれましたね。
厩舎にとっても10年目での初重賞ですから、とても嬉しく思います。
今後は東京大賞典に登録する予定です」
4歳秋を迎えて一気に開花したマイネルバサラ。
前走は京都、今回は浦和とまったく異なるコースで強いレースを見せてくれました。
柴田大知騎手のお話しにもありましたが、まだ4歳。
現在のダート中距離戦線は戦国時代と言えるくらい、毎回チャンピオンが変わっています。
この馬も主役の一角を担うことになりそうですね。
2着はJDD以来の休み明けだった3歳馬ヒガシウィルウィン。
森泰斗騎手
「負けてしまったことは残念ですが、今日は休み明けですし、まだ3歳ですから。
次またがんばります!」
好スタートを決めて2番手からの競馬になりましたが、早めにマイネルバサラが上がって来て苦しい展開に。
勝負所の手ごたえでは、ズルズル下がってしまってもおかしくないくらいの雰囲気がありましたが、そこから渋太く粘って2着を確保。
今回は初めての古馬対戦でもありましたし、負けて強しのレースでした。
この後は東京大賞典を視野に調整する予定ということで、さらに相手は強くなりますが次も期待しています。
3着は川崎記念優勝馬のオールブラッシュ。
クリストフ・ルメール騎手
「勝った馬の後ろでリラックスして走れました。
息も入っていたんですけど、ポジションを上げて行けなかったです。
バテてないけど、58キロという斤量と、キツイコーナーが厳しかったです」
今週(日)には中京競馬場でチャンピオンズカップが行われますし、
年末29日には一年の締め括りである東京大賞典があります。
ハイレベルな戦国時代を制するのはどの馬でしょうか♪