*7日(木)園田 第10R『園田金盃』 1870m 15:55発走*
兵庫のグランプリレースであり、ファン投票で出走馬が決まります。
堂々1位を獲得したのはエイシンニシパ。
4歳となった今年は、年明けの新春賞で古馬重賞初制覇。
名古屋の名港盃、前走で姫山菊花賞を勝ち、今年だけで重賞3勝の活躍を見せました。
新たな兵庫の顔として君臨した1年でしたね。
もともと騎乗予定だった主戦の田中学騎手が、落馬骨折のため騎乗できないのは残念ですが、
吉村騎手は何度も騎乗していて、兵庫ダービー2着、新春賞1着と結果を残しています。
好位から渋太くいい脚を使える馬で、ここも好勝負を期待します。
対抗は長らく兵庫の看板を背負って戦ってきたエーシンクリアー。
今年に入ってから勝ち星はないものの、
前々走の金沢イヌワシ賞ではグルームアイランドとタマモネイヴィーの一気打ちに割って入って2着、
前走の東海菊花賞ではカツゲキキトキトの2着と、全国的に活躍している馬たちに揉まれて来ました。
豊富なキャリアがあり、安定感はバツグン。
今回がエイシンニシパとは初対決で、古豪の強さを見せて欲しいところです。
逃げて渋太いサウスウインドも要注意。
今回と同じ舞台の兵庫大賞典を勝っていて、その時の2着はエーシンクリアーでした。
前走の姫山菊花賞はエイシンニシパの決め手に屈したものの、2番手からよく踏ん張ってクビ差2着。
4着までコンマ2秒差という大接戦の中、存在感を示しました。
トーコ―ヴィーナスがいることで、おそらく今回は2番手からの競馬になると思いますが、
逃げなくても最後まで踏ん張れるようになった今、展開は問いません。
マイタイザンは姫山菊花賞こそ案外でしたが、西日本ダービーを勝った実力馬。
古馬になった今年も摂津盃を勝っているし、ここに入ってもヒケを取らない存在です。
牝馬ながら全国的に活躍しているトーコ―ヴィーナスまで。
◎6、エイシンニシパ
〇11、エーシンクリアー
▲8、サウスウインド
△2、マイタイザン
△3、トーコ―ヴィーナス