*31日(日)高知 第8R『高知県知事賞』 2400m 17:30発走*
毎年恒例になりました、一年の締め括り重賞・高知県知事賞。
今年の注目はなんといっても3歳馬フリビオンでしょう。
黒潮皐月賞を勝ち、高知優駿を圧勝。
初の古馬重賞だった珊瑚冠賞からはそれまでの主戦騎手だった中西達也騎手が調教師となり、初出走初重賞制覇を達成。
初遠征だった西日本ダービーは、先行有利な佐賀で、さすがに届かないか...と一瞬思ったものの、エンジンが掛かってからの伸び脚バツグンで、驚異の9連勝を達成しました。
前走のダービーグランプリでは、岩手までの長距離輸送に加え、雪の降る厳しい条件の中、長くいい脚を使って2着に追い上げました。
勝ったスーパーステションは強かったけれど、この馬も自分の競馬はできたと思います。
まだ3歳馬ですが、どんな条件でも頑張ってくれる、本当にすごい馬ですね。
今回は地元古馬勢との戦い。
2400mに距離が延びるのはこの馬にとってプラスでしょう。
古馬勢は勝ったり負けたりのメンバーで逆に難しいのですが、ここは強い勝ち方で2017年を締めくくって欲しいです。
対抗以下が難しいところですが、、、
昨年の2着馬イッツガナハプンにしました。
前走はマイル戦でしたが、カイロス、セトノプロミス、カッサイといった実績馬を完封。
2500mのオグリキャップ記念でも3着に頑張っているように、距離が延びるのは確実にプラスでしょう。
チャオは高知移籍後まだ重賞勝ちはないものの、
建依別賞2着、黒潮マイルチャンピオンシップ3着と安定感があります。
実績馬のカッサイ、黒潮マイルチャンピオンシップで重賞勝ちしたワイルドコットンまで。
◎8、フリビオン
〇6、イッツガナハプン
▲5、チャオ
△2、カッサイ
△11、ワイルドコットン
*31日(日)水沢 第9R『桐花賞』 2000m 15:15発走*
岩手競馬のグランプリレース桐花賞!
ファン投票第1位に選出されたのは長年岩手の看板として頑張るコミュニティですが、本命にしたのは新勢力、3歳馬ベンテンコゾウです。
今年は岩手から門別三冠に挑戦。
少し距離が長いと思われた北海優駿も勝ち二冠を達成しました。
残念ながら王冠賞は3着で、改めて三冠達成の難しさを感じましたが、それでも遠征競馬でいい走りをし続けてくれました。
前走のダービーグランプリは2番手から積極的な競馬を展開しましたが、途中から上がって来たスーパーステションが強すぎましたね。
5着というのは展開のあやで、そこまで悲観する内容ではなかったと思います。
今回が古馬重賞初参戦ですが、すでにダイワエクシードに4馬身差で勝った実績があります。
2000mは少し長い気持ちもありますが、不良馬場で小回りの水沢ならばこなしてくれるのでは。
対抗はエンパイアペガサス。
昨年の岩手ダービー馬で、ダービーグランプリはトロヴァオの2着に頑張った実績馬。
その後南関東へ移籍して、報知グランプリカップを逃げ切り勝ち。
再び岩手に戻ってくると、あすなろ賞、みちのく大賞典と連勝を飾りました。
休養を挟んで絆カップ、浦和記念とまだこの馬本来の走りが見られませんが、能力が高いのは確か。
叩き3戦目での替わり身を期待しています。
そしてファン投票第1位のコミュニティも忘れてはいけません。
今年はまだ勝ち星がないものの、桐花賞は①②③と常に結果を出しているレース。
水沢2000mはベストの舞台だし、ファンの声援を力に好走してくれるのではないでしょうか。
白嶺賞を内から差し切ったイーグルカザン、岩手移籍後すべて馬券に絡む走りを見せているヴィグラスムーヴまで。
◎4、ベンテンコゾウ
〇5、エンパイアペガサス
▲9、コミュニティ
△8、イーグルカザン
△6、ヴィグラスムーヴ
*29日(金)大井 第10R『東京大賞典』 2000m 16:30発走*
今年のダート総決算の東京大賞典です!
現在ダート中距離戦線はレースのたびに勝ち馬が変わる戦国時代。どの馬からも入れるし、どの馬もちょっと信用しきれない...とても難解で面白いメンバー構成です。
その中で本命にしたのはコパノリッキー。
本当に不思議な馬で、フェブラリーSを最低人気で勝った時には心底驚きましたし、
強いレースの時は本当に強く、もろい時は本当にもろい面白い馬でした。
昨年の秋頃の走りでは、もう全盛期を過ぎたかななんて思ってしまったのですが。。
今年に入ってもう一段階パワーアップ。
かしわ記念は差し切り勝ちするし、南部杯は好位から圧勝するしであっという間にホッコータルマエの打ち立てたGI/JpnI10勝の記録に並んでしまいました。
JBCスプリントでは初の1200mの距離を物ともせず、出遅れながら豪快なマクリで2着。
これまでいい走りができていなかったチャンピオンズカップでも、スタートを決めて見せ場十分の3着。
大井2000mは基本的にこの馬には長いと言われていて、現に東京大賞典も勝ったことがないのですが、同じ舞台の帝王賞&JBCクラシックを制覇しています。
要は流れ、展開次第で十分こなせる距離。
この馬ならば、最後にやってくれるのではないかとワクワクしています。
対抗はケイティブレイブ。
堅実という面で言えばこの馬が一番信頼できるのではないでしょうか。
出遅れからの差し切り勝ちだった帝王賞からは、逃げにこだわらずレースの幅が広がりました。
帝王賞以来勝ち星がないのですが、どの舞台、どんな展開でも大きく崩れないのは魅力です。
まだ4歳ですから、来年はさらに成長してくれると思いますが、現時点でも頂点を獲れる器だと思っています。
ハマった時の切れ味が素晴らしいサウンドトゥルーは、前走のチャンピオンズカップは案外なレースでした。
勝ったゴールドドリームは置いておいて、前に行った馬たちが上位に粘る展開は厳しかったと思います。
大井2000mは慣れたもので、中央場所よりもいい位置で進めるのではないでしょうか。
今年のJBCクラシックで見せた一気の末脚に期待しています。
長期休養明けを一度叩いた船橋のヒガシウィルウィン、骨折から見事復活したインカンテーションまで。
◎13、コパノリッキー
〇12、ケイティブレイブ
▲3、サウンドトゥルー
△8、ヒガシウィルウィン
△10、インカンテーション
平塚競輪場で年に一度の大イベントKEIRINグランプリが行われます!
30日は男子の頂上決戦KEIRINグランプリ、29日は若手の戦いヤンググランプリ、そして本日28日はガールズたちの熱い戦いガールズグランプリが行われます。
*28日(木)平塚 第11R『オッズパーク杯ガールズグランプリ』 16:30発走*
今年の舞台は平塚ということで、今回出場するガールズ選手たちにお話しを伺うと、「あまり走った経験がない」という声が多かったです。
しかし、皆さんけっこういいイメージを持っていて、軽いバンク、スピードバンクといったキーワードを上げていただきました。
スピード、先行力といえば奥井迪選手!
常に先行するそのこだわりは圧巻で、昨年のグランプリでも積極策から2着を死守しました。
本当に惜しいレースでしたが、ご本人的には「最後は力が残っていませんでした」と語るように、全力を出し尽くしての2着だったそう。
今年は夏に調子を崩し、心が折れそうになった時期もあったと言います。
それでも先行にこだわり続け、自分のスタイルを貫いて、3年連続3回目のグランプリ出場を決めました。
昨年の舞台だった地元立川よりも、先行有利となる平塚に舞台が移るのはプラス。今年も魂の走りを期待します。
対するはデビュー3年目の児玉碧衣選手。
昨年は初のグランプリ出場で「気持ちが焦ってしまった」ということですが、それでも3着に入った実力はさすが。
これまで負けても悔しいという気持ちがあまり強くなかったそうですが、グランプリで自分の走りができなかったことで、初めて「悔しい!」という気持ちが芽生えたそう。
今までは練習する時もどこかやらされていると感じることもあったと言いますが、今年は自分から率先して練習に入り、かなり気合が入っています。
まだタイトルを獲っていない児玉選手。初タイトルでグランプリ女王の座を狙います。
5年連続5回目のグランプリ出場となるのが石井寛子選手。
去年は本当にギリギリのグランプリ出場で、ムリをして体調を崩してしまったということですが、今年は2着だった一昨年と同じような調整で挑むそう。
2度のグランプリ制覇の実績を持つ梶田舞選手も注目です。
◎4、奥井迪選手
〇5、児玉碧衣選手
▲7、石井寛子選手
△2、梶田舞選手
*27日(水)園田10R 『兵庫ゴールドトロフィー』 1400m 15:55発走*
ここは大混戦が予想されるメンバー構成です。
悩んだ末に本命にしたのはサイタスリーレッド。
オーバルスプリントでは逃げて後続を突き放す強い競馬で勝利しました。
ここ2戦が残念な内容ですが、中央場所で自分のペースで先行できなかったことが大きいのでは。
ここも強力な同型であるトウケイタイガーがいますが、基本的には逃げなくても競馬ができる馬。
すんなりと先行できれば小回りコースで巻き返してくれるでしょう。
対抗は地元兵庫のトウケイタイガー。
5月にかきつばた記念を勝った時には溢れるスピードで押し切りましたが、最近はその勢いが見られません。
しかし、ここ3戦とも遠征競馬だったし、地元開催となれば当然見直しでしょう。
枠的にもサイタスリーレッドの内隣になって、逃げられる確率が高くなりました。
先手さえ取れれば、ある程度速いペースになっても対応可能。
ここは大きなチャンスだと思います。
岩手のラブバレットは昨年ノボバカラに僅差の4着でした。
今年も笠松グランプリを制して3連覇を達成。
マイルの絆カップでは2着だったものの、やはり1400mは強いですね。
外側に先行したい馬たちがいるので、カギはどこで外に出すかではないでしょうか。
揉まれずに道中進めれば、十分勝負圏内だと考えます。
9歳になってもロングスパートが信頼できるレーザーバレット、海外帰り2戦目で替わり身期待のグレイスフルリープ、59.5キロでもこのレースめっぽう強いドリームバレンチノまで。
◎10、サイタスリーレッド
〇9、トウケイタイガー
▲4、ラブバレット
△1、レーザーバレット
△12、グレイスフルリープ
☆5、ドリームバレンチノ