*3日(火)金沢 第11R『白山大賞典』 2100m 16:30発走*
ここは復活した実績馬インカンテーションを本命にします。
骨折してからはなかなか自分の競馬ができずにいましたが、マーチステークスで積極的なレースをして快勝、前走のかしわ記念は初の地方コースでしたが、最内をロスなく上がって来る器用な競馬でコパノリッキーの2着に食い込みました。
先行できるスピード、そして小回りのコーナーで上がって行ける器用さを持ち合わせている馬。
末脚もしっかりしているし、2100mの距離は初めてになりますが、京都1900m、中山1800mをこなせるならば小回りの2100mは問題ないでしょう。
休み明けも苦にしないタイプだし、ここは力を見せてくれると思います。
対抗は迷いに迷ってカツゲキキトキトにしました。
メンバーが発表される前は、ここはキトキトに重い印を打ちたいと考えていたのですが、中央勢けっこう強いメンバーで、どうしようか正直悩みました。
でも枠順が出て、最高の枠を引いたので、これならば十分勝負できる!と思ったのです。
この馬の力は今更言うまでもないですが、問題は近走地方馬同士で負けていることですよね。
まずくろゆり賞ですが、叩いて叩いて良くなるタイプなので休み明けは大きく響きました。
さらにマイルというのも今のこの馬には忙しかったと思います。
それでも負けて欲しくないメンバーでしたが、敗因がしっかりしているので悲観することはありません。
そして前走東京記念。3度目の大井挑戦でした。
最内枠ということで逃げる形になり、直線の決め手でサブノクロヒョウに負けたわけですが、本来逃げ馬ではないし、目標にされてしまいました。
それでも見せ場十分だったし、叩き2戦目で動きは良化。
レース後錦見調教師も大畑騎手も、「これを使ってさらに良くなる」と仰っていましたが、叩き3戦目で最高の状態で白山大賞典を迎えられました。
メンバーは強いですが、枠順にも恵まれて好位のインを取れるはず。
今の金沢は最内が軽い馬場ですから、一番いいところを通って競馬をしてくれるのではないでしょうか。
このメンバー相手にどんな競馬を見せてくれるか、わくわくドキドキします!
3番手評価はクリノスターオー。
安定感のある馬が、ここ最近はちょっと崩れ気味ですね。
それでもここまでの実績はピカイチだし、ダートグレードでは相変わらずの安定感を発揮しています。
先行して渋太く残るタイプで、金沢のコースもぴったりでしょう。
ここも大きく崩れることはないと思っています。
古馬初挑戦になるタガノディグオも侮れません。
前走のレパードステークスは遠征疲れがあったということですが、一息入れて立て直して来ました。
兵庫チャンピオンシップでは小回りのコーナーでしっかり加速し、ロングスパートで勝っているように小回りも上手にこなします。
古馬との比較が難しいところで、斤量の恩恵もないのですが、実力はある馬なので、いきなり勝負になっても不思議はありません。
前走でオープンを勝ち切ったコパノチャーリーは、枠もいいしメンバー的にも逃げられるのでは。
さっきも書きましたが、今の金沢の馬場は最内が断然有利。
楽に逃げられれば怖い存在です。
◎10、インカンテーション
〇3、カツゲキキトキト
▲8、クリノスターオー
△2、タガノディグオ
△4、コパノチャーリー