久しぶりに水沢競馬場へ行って来ました!
7月1日、メイセイオペラの1周忌に当たるこの日、メイセイオペラの記念碑除幕式が行われたのです。
来賓として、メイセイオペラに縁の深い方々が勢ぞろいしました。
右から、
馬主、小野寺明子さん
騎手、菅原勲調教師
担当厩務員、柴田洋行さん
厩務員、川嶋学さん
生産者、高橋さゆりさん
故佐々木修一調教師の奥様、佐々木由美子さん
メイセイオペラ記念碑建立委員会事務局、井上オークスさん
この記念碑は、ファンの方々の熱い想いが詰まった記念碑です。
メイセイオペラの突然の死に際し、井上オークスさんが「メイセイオペラの功績を称える何かを残したい!」と一念発起したことがきっかけで、メイセイオペラ関係者や岩手競馬関係者、岩手競馬を応援する方々と相談し、水沢競馬場に記念碑を作ろうということになりました。
資金は、寄付と、メイセイオペラのポストカードの販売収益と、トロフィーなどの超お宝オークションでの収益で集めることに。
特にポストカード販売に関しては、JRA,地方競馬の全国の競馬場へオークスさんがおもむき、手売りで販売。たくさんのファンの皆さんが購買してくれた上に、メイセイオペラに対する熱い気持ちも聞くことができたそう。
「本当にたくさんの方々に協力していただき、心から感謝しています。最初の目標は150万円だったんですけど、最終的に約240万円で記念碑を作ることができました!
18年前のことですが、ファンの皆さんが、「あの時東京競馬場で見てた!」とか、「南部杯をゴール前で見てた!」とか、すごく楽しそうに語ってくれるんんですよ。
当時わたしは競馬ファンになったばかりで、どれだけすごいことかよくわかっていなかったんですけど、あの感動をリアルタイムで見ていた方々が本当に羨ましいですね。
メイセイオペラは、改めてすごい馬なんだと感じています」と話してくれました。
そして、出来上がった記念碑がこちら。
フェブラリーSのゴール写真を手彫りで再現したそうです!
さらに礎の部分には、メイセイオペラのたてがみが納められ、長い年月を超えてメイセイオペラが水沢競馬場に帰って来ました。
菅原勲調教師は、
「こういう形で、ファンの皆さんのお力で記念碑が建てられるというのも珍しいことですよね。
それだけメイセイオペラがたくさんの方々に愛されたということで、とても嬉しいです。
今も地方所属でJRAのGIを勝った唯一の馬ですから、改めて、本当にすごいことなだなと思いますね。
勝った時は本当に嬉しかったですけど、次の年も僕がもっと上手く乗っていたら連覇できていたんじゃないかと思うと、そこは悔しいです」と、勝負師らしい感想を話してくれました。
この記念碑は、ファンの皆さん一人一人の力が作ったものです。
寄付をしてくれた方、ポストカードを買ってくれた方、オークションに参加してくれた方、
直接関わっていなくても、メイセイオペラを愛する方々がたくさんいるからこそ実現しました。
記念碑建立委員会事務局の井上オークスさんは、
「ファンの方々が、「あの記念碑、俺たちが作ったんだよ」って思ってくれたら嬉しいです」と言っていました。
メイセイオペラの偉大さと、競馬ファンの熱い想いが形になった記念碑ですから、水沢競馬場へ遊びに行ったらぜひ立ち寄ってくださいね!