火曜日に行われた黒船賞は、2番人気ダノンレジェンドが早め先頭から押し切る強い競馬でした!
騎乗した丸田恭介騎手に、喜びの声をお聞きして来ました♪
赤見:おめでとうございます!強かったですね。
丸田:ホント、強かったですね。
できれば砂を被らないところで運びたいと思っていたんですよ。自分の能力出せれば本当に強いけど、勝つ時は砂を被らないところまで出して勝ってるから、そういう意味では前半の形にこだわらないといけないので、内枠でしたから、そこがうまく行けばだなと考えていました。結果的にそういう形になって、強かったですね。
赤見:高知は新人王以来2度目ですか?
丸田:そうです。久しぶりですね。前日食べたカツオが美味かったです(笑)。
コース的には、本当の意味での小回りは荒尾と高知とか、僕自身経験が少ないんですよ。
門別や南関東は、言っても広いじゃないですか。なので、昔乗ったことがあるとはいえ、今回どんな感じ方するかなと思ってました。
着いてからレース見て、馬場見て、どれくらい内を開けるか、どれくらいのコーナーなのか確かめました。地元の乗り役は普通に自然に乗ってますけど、なかなか難しそうだなと感じてましたね。
赤見:特にダノンレジェンドは前の方に行く馬ですもんね。
丸田:そうなんですよ!てことはやっぱり、1コーナーまでほぼほぼ全速力で走っていきながら、あのキツいコーナーを回っていかないといけないわけじゃないですか。馬も経験してないし、人間も経験が浅い中で。
エキストラで高知所属の馬にも乗せてもらったんですけど、そういう経験を活かすことが出来たのかなと思います。向正面向いてもう800ですから、向正面で動いて来る馬は来るし、先行してても、福島や函館のような感覚で向正面で折り合いを付けてるようじゃダメだなって。3コーナーで600m、3,4コーナーの途中で400が来て、すぐ200mだから、ゴールまでの距離というのはすごく意識しました。
赤見:イメージ通りのレースが出来たと?
丸田:そうですね、お蔭様で。道中の手応えがいいので、1コーナーさえ凌いでしまえば、折り合いも付くし、事前に考えてたことを意識しながらゴールまで運ぶことが出来ました。
赤見:前走からすごく強くなりましたね。
丸田:その前から強かったんですよ。だって準オープンもぶっちぎってますから。自分の形に持ち込むと本当に強いんですよ。まぁ今回はこれまでで言う『自分の形』ではないかもしれないですけど。
逃げたのが赤岡騎手じゃないですか。高知のすごい方なんで、ペースは全く心配ないと思ってました。リズム見ながら自分の馬に集中することが出来て。カペラステークスが強烈な逃げ切りだったので、「逃げないとダメ」みたいなイメージがあるかもしれないですけど、前も逃げないで勝ってますし。
赤見:丸田騎手というと追い込みのイメージが強いので、逃げてる丸ちゃんってなんか新鮮です。
丸田:リトルゲルダも前行って頑張ってますから!追い込みだけじゃないんです!!
赤見:ダノンレジェンドと共に、さらなる活躍が期待出来ますね!
丸田:まだまだ若いですからね。短いところのダート戦線をずっと回って行くことになると思うんですけど、気持ちはやっぱり全部勝つ、勝ち続けたいですね。