1年を締めくくる大一番、『東京大賞典』が行われました!!
人気は上位3頭でかなり拮抗していましたが、最終的には2,5倍で【スマートファルコン】が1番人気、【フリオーソ】が2,8倍で続き、【シルクメビウス】が3,8倍となりました。
レースは『JBCクラシック』の時のように、外からジワッと【スマートファルコン】がハナ、【フリオーソ】は内2番手の位置取り。
勝負所の3,4コーナーでも【スマートファルコン】が快調に飛ばして後ろを寄せ付けず、直線もそのままの勢いでレコード勝ち☆
2着は2番手から踏ん張った【フリオーソ】、3着も3番手にいた【バーディバーディ】で、前残りの結果となりました。
勝った【スマートファルコン】は、これでGI2勝目!!
武豊騎手
「道中は速いペースでしたが、馬が最高にいい状態で、よく頑張ってくれましたね。
秋になって、急に馬がよくなって本格化しました。この3走の強さは本物です。
この馬自身の海外遠征も視野に入ってくるだろうし、来年1年本当に楽しみですね」
小崎憲調教師
「今日はJBCの時よりも人気があったし、もっと前半競られるんじゃないかと思ってました。
自分の形でレースが出来たので、強いレースをしてくれましたね。
前走の浦和の後は、休ませるプランもありました。
ただ、今本当に状態がいいんですよ。
それに、来年には帝王賞・JBCと大井で大きなレースがあります。
今年の帝王賞の成績が思ったより良くなかったので、大井のコースが合わないのかどうかを見極めたかったというのもありました。
この後は、馬の状態をじっくりと見極めて決めます。
海外に挑戦したい気持ちもあるので、年明けにはドバイへ視察に行って来ます。
でも海外というのは、色んな条件が整わないと行けないので。
年明けには、川崎記念やフェブラリーもあるので、どのレースを使うか考えます。
ここまで来るのには、馬のことを考えてGIではないレースを選択して歩んで来ました。
色々な意見もあったけど、やっとここまで来たかなという気持ちです。
まだ5歳馬ですから、10歳まで走るつもりでこれからも強いスマートファルコンを見せられるように頑張ります」
これまでは、パドックでも発汗したり入れ込む姿を見せた時もありましたが、この日は本当に落ち着いていて、ゆったりと歩いていました。
もともと能力は高かったですが、前向き過ぎる気性で乗り難しい印象がありました。
でもここに来て、本当に精神的な成長を感じます。
来年はどんなローテーションを歩むのか、さらに楽しみが広がりました♪
2着は【フリオーソ】
戸崎圭太騎手
「スタートも出たし、ペースも流れていい感じでした。
ただ、3,4コーナーで離されてしまったのが...。もうちょっと付いていっても良かったのかな。
今日はレコード決着だし、相手が強かったです」
3着は3歳馬【バーディバーディ】
7月の『ジャパンダートダービー』の敗戦から、なかなかこの馬らしい走りが見られませんでしたが、強い相手と戦ってきて、この大舞台で3着と健闘。
来年さらなる活躍が期待出来そうです。
2010年を締めくくる大一番は、武豊騎手&【スマートファルコン】の勝利で大いに盛り上がりました。
今年のダートグレードは終わってしまいましたが、地方競馬はこれから重賞がズラリ☆
年末年始も、競馬を楽しみましょう♪
今月16日、調教師・騎手免許試験の合格発表があって、ばんえいに4人の新人ジョッキーが誕生しました。
1人1人インタビューしたので、順にご紹介していきます。
☆赤塚健仁(アカツカケンジ)20歳 久田守厩舎
:騎手免許試験合格、おめでとうございます。
「ありがとうございます。試験はなかなか難しかったんですけど、1回目で合格出来てよかったです」
:いつ頃から騎手を目指していたんですか?
「お祖父ちゃんが馬主で牧場をしているんで、馬を触ってるうちになりたいと思いました。中学生くらいかな」
:いざ高校を卒業してばんえいに入る時には、何か言われました?
「それまではいいって言ってたんですけど、不況だったこともあってか、やめた方がいいんじゃないかって言い出したんですよ。お祖父ちゃんは馬主ですけど、両親は全く別の仕事をしていますし。でもどうしてもやりたかったので、無言で抵抗しました(笑)」
:実際に働いてみてどうでした?
「初めての仕事なので、厳しいなと思いましたね。朝は早いし休みはないし。でも、1度も辞めたいとは思いませんでした。好きな仕事ですから」
:数少ないお休みは何をしてるんですか?
「家でボーっとしたり。あとは体を動かすのが好きなので、ソフトテニスとかサッカーをしてます。サッカーは、ばんえいの関係者で作ったチーム[ばんえいリッキーズ]に入ってます」
:好きな女性のタイプは?
「え~特にいないです。みんな何て言ってました???
うう~ん...あ、臼田あさ美さん。可愛らしいところが好きです」
:目標のジョッキーは?
「リーディングの鈴木恵介騎手です。人気に応えるし、馬のいいところを活かせるところが凄いです」
:デビューしたら、お祖父ちゃんの馬に乗る機会もあるのでは?
「多分あるでしょうね。合格した時も、誰よりも喜んでくれましたから。デビュー戦は緊張すると思うけど、お祖父ちゃんの馬は逆に緊張しないんじゃないかな」
:それでは、今後の目標を教えて下さい。
「早く初勝利を挙げたいです!
ファンの期待に応えて、しっかりと騎乗出来るように頑張ります」
☆井上真司(イノウエシンジ)23歳 今井茂雅厩舎
:騎手免許取得、おめでとうございます。
「ありがとうございます。昨年1度受けて不合格だったので、今は嬉しいの一言ですね」
:昨年はどの段階で落ちてしまったんですか?
「一次の学科です...。どういう風に勉強していいのかわからなくて。勉強するのは嫌いじゃないんですけど、試験のコツつかあるじゃないですか。
そういう意味では、今年は楽でした」
:いつ頃から騎手を目指していたんですか?
「実は...騎手になりたくてばんえい競馬に入ったわけじゃないんですよ。
普通に一般企業に勤めてたんですけど、その後仕事がなくて。どうしようかな、と思ってる時に、父の勧めでやってみないかと言われて。
それまで、道を走ってて放牧している馬は見たことあるけど、実際に接したことはなかったんです。
でも仕事なかったから、やってみようと思って。それが20歳の時です。
最初は、ばんばはデカくて怖かったけど(笑)、この仕事に携わるからには、やっぱりジョッキーになりたいなと、昨年くらいから思い始めました。
堂々とTVに映ってる姿を見て、かっこいいなと」
:目標はどなたですか?
「鈴木恵介騎手ですね。でもいざ受かってみたら、全員が目標かな。
4人一緒に受かったので、その中では1番になりたいです!」
:それでは、プライベートなことを少しお聞きします。
好きなタイプの女性は?
「え~...誰だろう...。特にいないかなぁ。あ、竹内結子さんとかいいですね」
:趣味はなんですか?
「フォークギターを弾くことです。ゆずとか山崎まさよしさんとか」
:弾きながら歌うんですか?
「そうですね。歌いますね」
:ばんえい競馬でライブとか?
「いや何言ってるんですか!恥ずかしいです」
:それでは、今後の抱負をお願いします。
「リーディングに食い込めるような騎手になりたいです。
全身全霊でお客さんの声援に応えられるように、頑張ります!」
☆島津新(シマヅアラタ)20歳 岩本利春厩舎
:騎手免許試験合格、おめでとうございます。
「ありがとうございます。嬉しいというよりも、これからだなという気持ちの方が強いですね」
:初めての受験で見事合格されたそうですね。
「学科さえ受かればなんとか、と思ってました。なかなか難しかったですけど、受かってよかったです」
:いつ頃から騎手を目指していたんですか?
「お祖父ちゃん、お父さんと馬主をしていて、実家が牧場なんです。小さい頃から家にばんばがいましたから、小学校に上がる前から騎手になりたいと言っていましたね」
:実際に、ばんえい競馬の世界に入る時は、お父さんはどんな反応でした?
「まぁ、小さい頃から言っていたので、反対とかはなかったですけど。高校卒業してばんえいに入る時、本当に行くのか?って言われたくらいです」
:馬主さんの息子さんということで、プレッシャーはないですか?
「それはありますね。自厩舎にも父の馬が入ってて、シマヅの冠名なんですけど。父の馬だからって特に意識はしませんけど、父の友達の馬主さんたちにも声かけてもらって、頑張らなきゃなと思ってます」
:目標のジョッキーは?
「藤本匠騎手です。父と友達で、小さい頃から見ていて、かっこいいなと思ってました」
:ご自身ではどんなジョッキーになりたいですか?
「どんな馬でも乗りこなせるジョッキーになりたいですね」
:ちなみに、お休みの時には何をしてるんですか?
「よく釣りに行きます。海釣りで、カレイやカジカを釣ってます」
:好きなタイプの女性は?
「女優の香里奈さんです!」
:では、今後の目標を教えて下さい。
「まず1勝ですね。一緒に合格したみんなのことは、特に意識はしていないです。負けない前提で頑張ります!!」
☆西将太(ニシショウタ)21歳 西康幸厩舎
:騎手免許試験合格、おめでとうございます。
「ありがとうございます。3回目でやっと受かったので、本当に嬉しいです」
:西康幸厩舎所属ですけど、お父さんですか?
「はい、そうです。父も昔ジョッキーだったので、僕も小さい頃から憧れてました。
ばんえい競馬に入ったのは高校を卒業してからですけど、子供の頃から休みの日には手伝ってました」
:騎手になりたいと言った時、お父さんはどんな反応でした?
「最初は反対されました。うちの家系は体が大きいので、減量に苦労するからと。父も相当苦労したみたいですね。
でも、そこまで苦にならないです。好きなことなんで、我慢出来ますね」
:ばんえいで西という苗字は、西弘美・謙一親子がいますが、親戚ですか?
「そうです。父親同士が兄弟で、謙一くんとはいとこなんです。謙一くんはデビューしてすぐ活躍して新人賞も獲りましたから、かなり影響を受けました」
:ばんえいの華麗なる一族ということで、注目も大きいと思うんですが、プレッシャーはありますか?
「特に感じてはいないです。デビューについてもまだ緊張してなくて、早く乗りたいという気持ちですね。
ただ、上手く乗れるかっていう不安もちょっとありますけど」
:目標にしているジョッキーは?
「鈴木恵介騎手です。どんな馬でも乗りこなせますから」
:趣味はなんですか?
「趣味は...馬に乗ることです。高校の時は馬術をしていたんです。サラブレッドでもばんばでも、乗るのが楽しいですね」
:では、好きなタイプは?
「誰かなぁ~...え~...あ、新垣結衣さんですね」
:それでは、今後の抱負をお願いします。
「ばんえいのファン1人でも多くの人に応援されるように、頑張ります!」
4人それぞれ個性豊かな経歴から、今回の合格となりました。免許は1月1日付けでの交付です。
どんなデビュー戦を飾るのか、そしてどんなジョッキーに成長していくのか...とても楽しみですね♪
皆さん、今年のクリスマスはいかがお過ごしですか?
昨日のイヴは、高知で別府真衣騎手が、2歳重賞『金の鞍賞』を制しましたね。
スッと2番手につけて、直線先頭に立つとそのまま押し切っての勝利。
騎乗した【ハッコー】は、6番人気で単勝は2540円!人気薄での大金星☆
馬券を買っていた方にとっては、マイーゴサンタからの素敵なプレゼントになりましたね。
別府騎手は、08年『トレノ賞』を【ロマンタッチ】で制して以来、重賞2勝目。
所属調教師であり、父でもある別府信司厩舎の所属馬では、初タイトルとなりました!
先日行われた『LJS』では、金沢ラウンド・名古屋ラウンドとずっとトップに立っていましたが、ラストの荒尾ラウンドで逆転されて、4位という成績に。
悔しさを滲ませながら、「また頑張ります」と言っていましたが、地元に戻ってすぐに結果を出してくれましたね。
今年も大活躍だった別府騎手、来年もさらなる活躍が期待出来そうです♪
そして、明日は全国各地で3つの重賞が行われます!
まずは福山競馬場で行われる、中国・四国地区交流の2歳戦『ヤングチャンピオン』。
『ヤングチャンピオン』出走表
昨日高知でも2歳重賞があったせいか、今回遠征馬はいません。
メンバー的に見てもすでに戦っている相手なのですが、、、
見所は、『福山2歳優駿』を制した【ユメミルチカラ】 VS 前走で【ユメミルチカラ】を倒した【ムツミマックス】の対決でしょう。
まず【ユメミルチカラ】ですが、9月に園田に遠征して、強い馬たちと戦ったことがいい経験になって、馬自身ガラッと変わったそうなんです。
その後は、4戦3勝2着1回というパーフェクトな成績で走っています。
唯一の懸念材料だったカイ食いの細さも、工夫を重ねてここのところ馬体重も増えています。
前走は初の1600メートルだったせいか、前半かかるそぶりを見せて、その分最後止まって差されてしまった印象。
今回も同じ1600メートル戦ですから、折り合いが鍵になりそうですね。
ただ、今回は逃げ馬の【ビクトリーロマン】が出走しませんし、最内枠になったので、自らハナを切っていく展開になりそう。
そうすれば、距離も2度目だし、前走より折り合いがつきやすいと思います。
対する【ムツミマックス】は、新馬戦以外、これまでずっと【ユメミルチカラ】に先着を許して来ました。
しかし、1600メートルに替わった前走は、最後までしっかりした脚色で、直線半ばで【ユメミルチカラ】を捉えての快勝。
距離が延びたことが、かなりプラスになりましたね。
相手は【ユメミルチカラ】1頭といった雰囲気ですから、その後ろにつけて、競馬もしやすいと思います。
◎1、ユメミルチカラ
〇7、ムツミマックス
▲5、ユノエスクード
△8、ゴールドキャンドル
発走は、15:50です!
続いては、佐賀で行われる『中島記念』。
『中島記念』出走表
ここは、なんと言っても【マンオブパーサー】でしょう。
05年に阪神でデビューして新馬戦を勝ち、3歳時には盛岡の『ダービーグランプリ』を制したほどの実力の持ち主。
その後長らく勝ち星から遠ざかっていましたが、今年1月に川崎で『多摩川オープン』を勝つと、そのままの勢いで、船橋『報知グランプリカップ』も制覇。
古豪復活をアピールしました!
佐賀に移ってからもその活躍は止まらず、6戦5勝という成績。
唯一3着だった『サマーチャンピオン』も、JRAの強いメンバーの中での3着ですから、負けて強しの印象です。
今回は地元同士、特に強敵も見当たりませんから、2着探しといった印象です。
ただし、その2着探しがなかなかに難しい!
これまでの実績でいったら、【ワンパクメロ】ですね。
『中島記念』は、07年08年と2連覇して、昨年もアタマ差の2着と3年連続で連対中。
今年に入ってから勝ち星がありませんが、大きく崩れることもない。
安定して力を発揮してくれます。
昨年の勝ち馬である【ヘイアンレジェンド】は、今年の夏頃からパッとしないレースが続いていましたが、久しぶりに前走を勝って、復活の兆しです。
もともとの力は持っているだけに、侮れない存在です。
◎1、マンオブパーサー
〇7、ワンパクメロ
▲6、ヘイアンレジェンド
△3、コスモシェアト
発走は、15:55です!!
ちなみに、オッズパークでは中島記念キャンペーン中ですので、どしどし応募してみて下さいね♪
そして、帯広ばんえい競馬では、『ばんえいダービー』が行われます!
『ばんえいダービー』出走表
ここはおそらく、トップハンデで『ばんえい菊花賞』を制した【テンマデトドケ】が人気の中心になるでしょう。
同世代で、最大50キロ差があったにもかかわらず、強い競馬で勝利して見せましたから。
ただ、気になる点が1つ。
今回は約2ヶ月の休み明けということ。レース当日も攻め馬をするばんえい競馬にとって、休み明けというのはけっこう大きいことだと思ってます。
これまで、【テンマデトドケ】は2ヶ月の休みを挟んだことが3回。
1度は勝っていますが、あとの2戦は惨敗してるんです。
ここはオッズ的なこともあるし、対抗にしました。
本命にしたのは、【トレジャーハンター】です。
前走は『ドリームエイジカップ』に挑戦しましたが、さすがに80キロのハンデがあっても【ナリタボブサップ】【カネサブラック】という、ばんえい2大巨頭には太刀打ち出来ませんでしたね。
まぁ、ハンデといっても、710キロを曳くのは初めてでしたし。
ただ、若馬にとって、強い馬たちと戦うことは大きな成長を促すことにもなります。
体も大きくなり続け、前走時には1050キロ。
『ばんえい菊花賞』からの逆転を期待しています。
◎6、トレジャーハンター
〇2、テンマデトドケ
▲7、ホクショウバトル
△8、ダイリンビューティ
発走は、17:30です!!!
ばんえい十勝では、来年1月9日『ゴールデンジョッキー賞』に騎乗するジョッキーのファン投票を行っています。
期間は今日から1月2日まで。
抽選でプレゼントも当たりますので、こちらもどしどしご応募下さい!
詳しいことはこちら↓
『ゴールデンジョッキー賞』ファン投票キャンペーン
熱いレースの模様は③でお伝えしましたので...
ここからは、当日行われた女性競馬関係者による協賛レースの模様をお伝えします。
実は今年のLJS、例年に比べて宣伝が少ない気がする...と井上オークス氏に話したところ、同じような感想を持っていたので、自分たちで何か出来ることはないかと考えて、協賛レースをすることにしたんです。
これが金沢ラウンドでの会話ですから、バッタバタの日程の中、たくさんの方々が賛同してくれて、超豪華な顔ぶれとなりました!!
1Rは、『鈴木淑子記念』
競馬女性キャスターの草分け的存在の淑子さんの協賛レースで、1日の幕を開けました。
協賛メッセージ
「心は荒尾に飛んでいます。美しき女性騎手、そして荒尾の皆さん、頑張って下さいね!」
このレースを勝ったのは、村島俊策騎手☆
淑子さんのことはいつもグリーンチャンネルで見ているそうで、とっても喜んでましたよ!
2Rは、岩手けいばをこよなく愛する『岩手のアイドル・ふじポン賞』
協賛メッセージ
「女性騎手のみなさん、ラストの荒尾ラウンドがんばれーっ!
ふじポンは携帯をにぎりしめて、岩手代表の皆川マンナちゃんを特に応援しますっ☆」
ふじポンも当日来場は出来ませんでしたが...表彰式になると、なぞのふじポンが登場!
勝った田中純騎手がプッと笑いながら、プレゼントを受け取っていました。
3Rは、『赤見千尋杯ワイド中継賞』
協賛メッセージ
「私もシリーズで乗ってみたかったー!みんなの活躍が眩しくもあり、誇らしくもあります。今日もガンバッテ!!」
なんとこのレース、岩永千明騎手・宮下瞳騎手・皆川麻由美騎手の女性騎手3人がワンツースリーという、すごい結果になりました♪
岩永騎手はここで勝利を挙げ、LJS2勝と、この日3勝の大活躍でしたね☆
4Rは、『早川恵子杯優駿の門アスミ賞』
協賛メッセージ
「初めて荒尾競馬場に来ました!潮風の中の熱いレース、楽しみです」
当日に東京から荒尾入りした、漫画家の早川さん。表彰式は間に合わないのでやらない予定だったんですが...レースの5分前に到着!
ギリギリセーフで、勝った吉田隆二騎手を表彰することが出来ました。
しっかりと[アスミ]も渡して、PRしてました☆
吉田兄、読んでくれるかな。
5Rは、『秋田奈津子杯クリック賞』
南関東の中継キャスターを務めている秋田さん。
今年は[クリック地方競馬]のMCデビューも果たしたし、今回のLJSでは3場すべてのレポを[ウェブ・ハロン]に、素敵な文章で書いてくれています。
協賛メッセージ
「女性騎手を追いかけて来たら、荒尾に辿り着いちゃいました。LJS最終ラウンド、楽しみにしています!!」
勝ったのは、リーディングジョッキーの杉村一樹騎手。
2人でクリックのポーズです♪
6Rは、『井上オークス旅打ち賞』
協賛メッセージ
「LJSをめぐる旅は、一年で最も熱い旅。明日から、また新しい旅に出ます。女性騎手が咲かせるとびきりの笑顔は、旅打ちパワーの源です!」
ここはレース後に、LJS出場騎手の騎手紹介があったので、7Rと合同表彰式でした。
7R『西原玲奈記念』
協賛メッセージ
「騎手時代、色々な思い出をくれた荒尾競馬場。今年のLJSは、スタンドから声援を送ります。女性騎手のみなさん、悔いのないレースを!」
昨年までは、LJSで熱いレースを見せてくれていた、西原玲奈調教助手。
「みんなが乗っているのを見ると、また乗りたくなりますね」
と、笑顔を見せてくれました。
そして最終11Rは、『吉岡牧子記念』
伝説の女性ジョッキー・吉岡牧子さんです!
協賛メッセージ
「九州では、荒尾だけ騎乗経験がなくてとても残念でした。
でもいつか、みんなの応援に行きたいです。今年はお家からですが...みんなの活躍を楽しみにしてます!」
勝ったのは、林陽介騎手☆
牧子さんからのプレゼントを受け取って、ガッツポーズ!
競馬新聞のみならず馬券にもレース名が印刷されるので、とても素敵な想いでになりましたよ♪
個人協賛は現金ではなく、騎手へのプレゼントで気軽に行うことが出来ます。
詳しい内容はこちら→ 荒尾けいば 冠競走募集
自分の名前やメッセージが場内に響き渡ると、ちょっとテレちゃいますね。
たくさんの方の協力のおかげで、1日盛り上がることが出来ました!!
協力してくれた皆さん、
寒い中来場してくれたファンの方、
いつも温かく迎えてくれる荒尾競馬関係者、
熱い熱いレースを見せてくれたレディースたち,、
ファンプレゼントのTシャツを28枚も用意してくれたオッズパークさん...
そして、ネットやテレビで中継をご覧になっていた皆さん、
本当に、ありがとうございました。
昨日の荒尾は、めちゃめちゃ寒かったけれど...めちゃめちゃ熱かったですっ!!!
今年のLJSも、劇的なドラマがありましたよ~
第5戦『アフロディテ賞』は、岩永千明騎手騎乗の【ヤマイチハジメ】が、単勝1,3倍の断然人気。
地元であり、圧倒的人気馬に騎乗するとあって、岩永騎手は前日行われた前夜祭の時から、
「プレッシャーに負けないように、頑張ります」
と話していました。
でも、そこはやはりジョッキー。
いざ騎乗して、入念に返し馬をしている姿からは、固さは感じませんでした。
レースでも、好スタートを切ってハナを奪うと、後は全く危なげない走りで、8馬身差の大楽勝☆
見事にプレッシャーを跳ね除けて、勝利を掴みました。
「馬がもう、本当に強かったです。
最後まで必死に追ってしまったけど...8馬身も離していたんですね(苦笑)」
2着は、池本徳子騎手【スターペスゲンスイ】
3着は、皆川麻由美騎手【タイオトシ】
第5戦を終えて、総合ポイントは...
1位:別府真衣騎手 63点
1位:池本徳子騎手 63点
3位:皆川麻由美騎手 60点
4位:岩永千明騎手 57点
5位:山本茜騎手 55点
6位:平山真希騎手 51点
7位:笹木美典騎手 44点
8位:宮下瞳騎手 31点
9位:増沢由貴子騎手 26点
と、1位は同ポイントで2人が並び、上位は僅差の大激戦!
最終戦の結果次第で、順位が大きく入れ替わる可能性がありました。
第6戦『ニケ賞』では、2,0倍で平山真希騎手【トキメキセイコー】が1番人気。
2番人気は4,9倍の別府真衣騎手【シルクフォンテン】で、5頭が10倍を切る混戦模様となりました。
レースは平山騎手が逃げて、増沢騎手が2番手。この2人は今回のシリーズ通して本当に積極的なレース運びで魅せてくれていますね。
前はそれほど離れた逃げにはなりませんでしたが、なかなかのいいペース。
そんな中、後方につけていた岩永騎手【サンデイルック】がグングンとポジションを上げて、4コーナーを回った時には平山真希騎手との一騎打ちに。
岩永騎手が外から豪快に差し切って勝利し、荒尾ラウンド完全制覇を果たしました!
馬から降りた時には、涙を見せていた岩永騎手。
最後の直線では、ファンからの大きな声援が耳に届いて、パワーをもらったそうです。
「シリーズになってから、なかなか結果が出せなくて...。
悔しい想いをして来たので、本当に嬉しいです。ファンの皆さんの応援が大きかったですね」
2着は、平山真希騎手【トキメキセイコー】
3着は、増沢由貴子騎手【フェスティヴコナン】が粘りました!
そして、総合結果は...
1位:岩永千明騎手 77点
2位:池本徳子騎手 70点
3位:皆川麻由美騎手 69点
4位:別府真衣騎手 67点
5位:平山真希騎手 66点
6位:山本茜騎手 60点
7位:笹木美典騎手 50点
8位:宮下瞳騎手 42点
9位:増沢由貴子騎手 39点
シリーズになってからの、初優勝を果たした岩永千明騎手は、最終戦後、しばらく自分が総合優勝していることに気づかなかったそうです。
総合優勝よりも、地元荒尾で結果を出せたこと、それが1番大きかったようですね。
岩永千明騎手
「とにかく嬉しいです!
まさか総合優勝しているとは思いませんでした。
所属の幣旗吉治調教師のおかげです。馬主さんに頭を下げて、未熟な私を乗せ続けてくれましたから。本当に感謝しています」
2位は、シリーズになって初めて総合の表彰台に立った、池本徳子騎手。
「自分としてはまだ満足いく結果ではなかったけど、今までで1番いいですね。
今回は、LJS参加が最後になるかもしれない...という気持ちで挑みました。母も見に来ていたので、表彰台に立ててよかったです。
また来年参加出来たら、さらに上を目指して頑張ります!」
そして、恒例の3位になった皆川麻由美騎手。
「もう、本当に3位はいらないんですよ...もう...。
でも、もっと下の成績になるのは嫌ですからね。3位は悔しくもあり、嬉しくもるというか。次は、優勝狙います!!」
大逆転で幕を閉じた、今年のLJS。
これまで何年も、このシリーズ、特に荒尾ラウンドで悔しい想いをして来た岩永騎手の完全勝利で、たくさんのファンや関係者が熱狂しました。
暫定1位で荒尾に乗り込んで来た別府真衣騎手にとっては、残念な結果となってしまいましたが...
「また、来年頑張ります!」
清々しい表情で、競馬場を後にしました。
そして、今回は残念ながら怪我により出場出来なかった、森井美香騎手。
松葉杖をつきながら、3場すべてに応援に駆けつけました。
「出られなかったのはすごく悔しいけど、こうやって外からみんなを見てるのも楽しかったです。
騎手デビューしてから、こんなに長くかかった怪我は初めてだったけど、もうだいぶ良くなったので、年内に復帰出来ればいいなと思ってます」
いつも輝くような笑顔の森井騎手。復帰が待ち遠しいですね!