いよいよ始まりました!ダービーウイーク!!
まず昨日行われた、第1弾の佐賀『栄城賞』は1番人気【メイオウセイ】が勝ちました☆
スタートしてすぐに、未来優駿『九州ジュニアグランプリ』を制した【フレーザーハクユウ】、そして2番人気【セブンワンダー】、【ミクロン】という3頭の激しい先行争いがありました。
それを見る形で、離れた4番手に【メイオウセイ】。
2周目の向正面で動き出すと、【メイオウセイ】を見ながら進んでいた3番人気【ゴールドセンド】も動き出します。
3,4コーナーからは2頭のマッチレースになりました。
直線では【ゴールドセンド】が1間歩ごとに迫りましたが、先に抜け出した【メイオウセイ】が粘って1/2馬身差勝利!!
いや~1戦目から白熱したレースを見せてもらいました。
これで【メイオウセイ】は、『荒尾ダービー』&『九州ダービー・栄城賞』という2つのダービーの称号を手にしましたね☆
そして今日は、盛岡競馬場で『岩手ダービー・ダイヤモンドカップ』が行われます!
ここはもう、圧倒的人気になるであろう【ロックハンドスター】がどんな強いレースを見せてくれるかが1番の見所ではないでしょうか。
ここで強い勝ち方をして、名実ともに岩手の星として輝いて欲しいです☆
ただ、本命以外はなかなかに難しいメンバーで...
そのあたりの予想も面白いような難解なような。
悩んだ結果、対抗は【モエレフットライト】にしました。
5月2日に行われた、水沢『阿久利黒賞』では、【ロックハンドスター】から離されての5着でしたが、前走の『七時雨賞』では後方から他馬を捕らえ切って差しきり勝ち。
好位でレース出来る【ロックハンドスター】を追いかけた馬は力を消耗するので、混戦の2着争いを差し切ってくれるんじゃないでしょうか。
◎ロックハンドスター
〇モエレフットライト
▲ダークライ
△サクラエルセダン
明日6月1日、門別競馬場で行われる『北海優駿』は、【クラキンコ】を本命にします!
ダービーウイークの中で唯一全国交流戦なので、南関東からの遠征馬もいてかなり難しい一戦ですが...。
【クラキンコ】は昨年の夏に門別デビューで、2戦目で初勝利。
10月の『エーデルワイス賞』では、【オノユウ】の2着に頑張って、早くからその能力の高さを見せていた馬です。
JRA挑戦では、『阪神ジュべナイルフィリーズ』『桜花賞』『オークス』と制することになる【アパパネ】とも対戦しています!
2歳時から強い馬たちと戦って揉まれて来ました。
門別オフシーズンには大井で2戦。初戦の『菜の花特別』は大きく敗れましたが、2戦目となった『たんぽぽ特別』を快勝!
門別に復帰した前走『北斗盃』で、現在2連勝中です。
ここまで戦って来た相手が違うし、このメンバーでは頭ひとつ抜けた存在でしょう。
対抗には【リュウノボーイ】。
今日、『岩手ダービー・ダイヤモンドカップ』で【ロックハンドスター】に騎乗する、菅原勲騎手が手綱を取ります。
デビュー3戦目となった芝のレース『ジュニアグランプリ』では、【ロックハンドスター】に迫ってクビ差の3着と大健闘☆
岩手では【ロックハンドスター】とライバル同士でしたが...こうして全国交流レースで岩手の名手が騎乗するのも楽しみの1つですね。
前走の『東京湾カップ』では、復活を遂げた【マグニフィカ】は別として、重賞戦線で常に活躍している2着【ブンブイチドウ】から僅差の5着でした。
ここも勝負強いレースを期待しています。
◎クラキンコ
〇リュウノボーイ
▲ケイエムサウザー
△エクセルチェイサー
26日、浦和競馬場で行われた『さきたま杯』は、1番人気【スマートファルコン】が快勝しました☆
今回は番手に控えての競馬となりました。
3コーナー手前から【スーニ】との一騎打ちになり、いったんは【スーニ】が先に出る場面もありましたが...直線で突き放し、4馬身差の勝利でした。
「『浦和記念』のアクシデントから、精神的にも肉体的にも立ち直ってくれました。
【スーニ】が早めに来たけど想定内だったし、この馬の力を信じて乗りました」
と岩田誠成騎手。
管理する小崎調教師は...
「そろそろ大きなレースに挑戦することも考えています。もう十分勝負出来る力がありますからね。
ただいつも浦和に来るとマイナス体重になったり回復に時間がかかるので...次走はこれから相談します。」
というお話でした。
2着は『かきつばた記念』と同じく【スーニ】でした。
「1コーナーで岩田さんが閉めて来るのは想定内でしたが、その後ごちゃついたのは痛かったですね。
気持ちよく行かせたら敵わないので、早めに行ってどっちが強いか勝負しましたが...やはり【スマートファルコン】は強いですね。
ただ僕の馬は59キロでこれだけ頑張ってくれるんですから、悲観はしていません」
と川田騎手。
アタマ差の3着には、船橋の【ノースダンデー】が頑張りました!
最後は【スーニ】を差しきるような勢いがありましたね。
騎乗した左海騎手は...
「道中でちょっとごちゃつく場面があって...あそこがスムーズだったら2着はあったかも」
ということでした。
そして4着には、笠松の【トウホクビジン】が!!!
「すごくいい脚で伸びてくれました~」
と本橋騎手。
牡馬一線級相手に、大健闘のレースを見せてくれました。
13日、園田競馬場で行われた『のじぎく賞』は、笠松の【エレーヌ】が1番人気に応えて快勝☆
[笠松:新緑賞 SAKAMOTO CHIZUKOさん撮影]
道中は中団外に付けて進み、2周目の向正面から追い出して、3,4コーナーで先団に取り付くと、ゴール前で先頭を走る2番人気・兵庫【アートオブビーン】を1/2捉えての勝利でした。
これで【エレーヌ】は、笠松『新緑賞』・水沢『留守杯日高賞』・佐賀『ル・プランタン賞』に続いて重賞4連勝!
今年から始まった、牝馬シリーズ『グランダム・ジャパン3歳シーズン』の優勝も決まりました。
過酷なローテーションに耐えて、そして長距離輸送にも耐えて...本当に強い馬です!!
笠松に移籍して来てからは、JRA出走時しか負けていないですからね。
1月21日園田で行われた、『園田クイーンセレクション』では勝利を目前にゴール前で落馬というアクシデントがありましたが、今回は同じ舞台でリベンジを果たしました。
20日、門別競馬場で行われた『エトワール賞』には、昨年の年度代表馬【ラブミーチャン】が出走しました。
現在、笠松所属のまま、北海道に滞在している【ラブミーチャン】。
この馬を通して、地方競馬を盛り上げたいという関係者のお気持ち、素晴らしいと思います。
ホッカイドウ競馬トピックス
初の古馬との対戦になりましたが、もちろん【ラブミーチャン】が1番人気☆
いつも通りの快速で、先頭を走りました。
ゴール前では、1つ上の【アンペア】が1間歩ごとに迫り、【ラブミーチャン】危うし!と思いましたが、アタマ差押さえての勝利!
この後も北海道に滞在して、交流重賞『北海道スプリントカップ』を目指す予定ということです。
同じく20日、大井競馬場『東京プリンセス賞』は、降り続く雨の中で行われました。
勝ったのは6番人気【トーセンウィッチ】。
1番人気【ショウリダバンザイ】、【スターオブジュリア】との、激しい叩き合いを制しての勝利でした☆
21日、高知競馬場で行われた『黒潮皐月賞』は、1番人気【ナロウエスケープ】が圧勝しました!
レースは別府真衣騎手騎乗・5番人気【フォーティマックス】が果敢に逃げて、【ナロウエスケープ】が2番手。
勝負所の3コーナーで先頭を捉えると、あとはもう後続を突き放す一方でした。
終わってみれば、8馬身差の圧勝劇。
騎乗した中西達也騎手は、昨年【グランシング】で高知三冠を達成していますが、今年も期待出来そうですね♪
ここまで主な3歳戦を振り返って来ました。
いよいよ登録馬も順次発表になって、今年のダービーウイークに出走するメンバーが見えて来ましたね。
抜けた存在がいるレースもあるし、全くもって混戦のレースもある...
昨年までの傾向、そしてここまでのレースを踏まえてどう予想するか...ステップⅥはかなり悩みそうだな~...
いよいよ来週日曜日に迫りました『ダービーウイーク』!!
ここまでは昨年の『ダービーウイーク』、『未来優駿』、GW前に行われたステップレースの模様などをお届けして来ました。
ステップⅣ&Ⅴでは、今月行われた主な前哨戦をご紹介します♪
まずは2日。
水沢競馬場で行われた『阿久利黒賞』は、1番人気【ロックハンドスター】が、6馬身差の圧勝劇。
[写真は前走のスプリングカップです]
2歳チャンピオンが2連勝で『岩手ダービー・ダイヤモンドカップ』に駒を進めて来ました。
マイナス8キロの馬体重がちょっと気になるものの、この世代では圧倒的な存在ですね!
同じく2日、福山競馬場で行われた『福山ダービー』。
1番人気は、デビューから無敗の9連勝を誇る牝馬【ムツミマーベラス】でした。
レースは【スプリングヨーコー】が先手を取って、2番人気【フォーインワン】が3番手、【ムツミマーベラス】は馬群の中の4番手を進みます。
先に【フォーインワン】が抜け出して、【ムツミマーバラス】が追いかける形に。
直線でもう1度【フォーインワン】が突き放して勝利!【ムツミマーベラス】は初の黒星となりました。
同じく2日の『荒尾ダービー』は、1番人気・佐賀【メイオウセイ】が激戦を制しました。
ゴール前は熾烈な叩き合いに!!
逃げていた荒尾【シゲルオカメノカタ】、2番手から踏ん張った荒尾【アラバマフォンテン】、追い込んで来た佐賀【ゴールドルミナス】に、中団から上がって来た荒尾【テイエムアコガレ】...
荒尾勢・佐賀勢入り乱れての、大激戦でした。
終わって見れば、佐賀勢の11連覇ということでしたが...『九州ダービー・栄城賞』は、抜けた存在のいない戦国ダービーになりそうですね♪
4日に行われた『兵庫チャンピオンシップ』は、1番人気のJRA【バーディバーディ】が圧倒的な強さを見せて完勝☆
地元期待の【フィオーレハーバー】は、強いメンバーを相手に3着と踏ん張りました。
そして4着には、クビ差で【ハイパーフォルテ】が!!
『兵庫ダービー』は、この2頭に注目が集まりそうですね。
同じく4日、船橋競馬場で行われた『東京湾カップ』は、5番人気【マグニフィカ】の圧勝劇でした!
好スタートから2番手に付けると、向正面で馬なりで先頭へ。
勝負所の3,4コーナーでグングンと後続を離すと、直線は一人旅。
12月の『全日本2歳優駿』以来のレースでしたが、圧倒的な力を見せ付けました。
このレースの1番人気は2歳の頃から重賞で活躍している【ブンブイチドウ】。
今回も勝ち切ることは出来ませんでしたが、激しい2着争いを制しました。
5日に金沢競馬場で行われた『北日本新聞杯』は、1番人気に支持された牝馬【スマートパワー】が逃げ切り勝ち。
最後の直線では、【ハヤテカムイオー】・【イチエイオウジ】といった牡馬が猛然と追い込んで来ましたが、気持ちよく逃げた【スマートパワー】の脚色は鈍ることがありませんんでした。
これで3連勝です☆
同じく5日、名古屋競馬場で行われた『駿蹄賞』は、4番人気【ラッキーサンライズ】が勝負所一気のマクリで突き抜けました!
1番人気の牝馬【メモリーキャップ】は3着、2番人気【ニューブラウン】は7着という結果でした。
5月17日から3ヶ月間、大井競馬場で短期騎乗する、笠松の坂上忠匡騎手。
昨日の3レースで、大井デビューを果たしました!
勝負服とお揃いのメンコを着けて、目立っていましたよ☆
レースは好位から粘って3着という結果でした。
「やっぱり直線が長いですね。まだあと200もある!と思いました(笑)。
最初から、すごくいい馬に乗せていただいて...関係者のみなさんに感謝しています。
今年から南関東の短期騎乗の条件が広がって、今回来ることが出来ました。
僕の場合、条件的には今年が最後のチャンスだったので、本当に良かったですね。
笠松の森山調教師も、快く送り出してくれました。
こっちに来てからは、色々なことが新鮮で、すごく面白いです。
たくさん勉強して、笠松に帰りたいですね」
この3ヶ月、坂上騎手にとって大きな経験になりそうですね♪