帯広、というか十勝の名物は『豚丼』だという。
帯広駅中にも駅近かにも、豚丼がい〜っぱい。
これは帯広競馬場の場内の食堂の豚丼。
お肉が柔らかくってジューシー☆しかもタレが甘辛でご飯が進む。
「コレ、マジウマデス!」と、感激のあまり食堂のおばちゃんに言うと、
「そりゃ、そうだよ。」と、満面の笑み。
駅近かにある、「ぱんちょう」というお店が1番の有名店らしいけど、行列が出来ていたので今回は断念。。早めに行かないと、売り切れてしまうほどの人気なんだとか。
次に行ったら、絶対食べたい!
で、もちろん競馬場でもまた食べたいので、次は今回3食食べた、ラーメンの回数を減らすしかないかなぁ・・でもラーメンも外せないしなぁ・・という事で、次はプラス体重覚悟で帯広へ行く事にします。
レースが始まる前、競馬場の入り口でお出迎え。
みんなで声を揃えて、
「いらっしゃいませ。」とファンを迎える。
調教師、騎手、職員が一丸となって競馬場を盛り上げている。廃止の危機があったからこそ、今のばんえい競馬があるんです、きっと。
昨年のリーディングジョッキー、鈴木勝堤騎手にお話を伺いました。
・・昨年は、わずか1勝差でのリーディング争いでしたが?
「最終日までわからなかったんだ。春に6日間の騎乗停止があったし、諦めてた時期もあったんだけどね。接戦になると、前にもリーディングになった事がある俺の方が、(2位だった藤野騎手より)精神的に有利だったよね。」
・・帯広競馬場の特徴は?
「今まであった4場の中で、1番難しいんだよ。タメ過ぎると逃げられるし、行き過ぎると最後でバテる。騎手の腕が大きく左右する競馬場なんだ。」
・・どんな馬がいい馬なんですか?
「余分な事はしない馬。あとは、若馬で小さくても、心臓の強い馬ね。そういう馬を調教で自分で育てるんだよ。調教師と厩務員の連携も大切。身体が出来てないのに、無理させたら終わりだからね。」
・・今はどんな馬が狙いめですか?
「春はクラスが下がった馬ね。あと、障害が冬場より低くなってるから、スピードのある馬がいいよ。」
元々は平地のジョッキーを目指していたという鈴木騎手。体重が重かったので、ばんえい競馬にいたお兄さんを頼って来たそうです。今年の目標は、
「1日1勝。そうすれば150は勝てるからね。がっつき過ぎないようにしてる。」
さすが落ち着いていて、トップの言葉は重みがありますね。
朝の調教中の竹ヶ原騎手。
メチャメチャ背が小さいのに、すんごくパワフル。
仕事に一生懸命で、ばんばが大好き。
「軽種は顔が見分けつかない。ばんばはパーツがデカイからわかりやすいもん。」なぁ〜んて、ばんばエコヒイキ発言も可愛い。
平地の女性ジョッキーでいうと、福山の池本騎手に似ている感じ。
今1番期待している馬は【アローファイター】。
昨年は2歳のOP戦や重賞で、2着・3着とあと一歩のところまで行った馬。まだ昨年は身体が出来ていなかったので、これからが楽しみなんだそう。
パドックの見方を聞くと、
「身体つきが大きくて、丸みがある馬がいい。あと、尻尾の位置が低い馬はダメだよ。」
という事です。参考になりました?