ダートグレードレースにおいて、3歳世代最終決戦になるハズだった『ダービーグランプリ』。
今年は[馬インフルエンザ]のお陰で、地元限定競走になってしまいました・・嗚呼、なんと言う事だ!!
しかも1着賞金は、4000万円から600万円に・・・何割カットするんじゃぁー!!
それもこれも、み〜んな[馬インフルエンザ]のせいだ。もう2度と、こんな事が起きませんよぉ〜に!
さて。どう考えても小粒になってしまった『ダービーグランプリ』ですが・・・メンバーを見てみると、圧倒的な1強です。
「2000mはちょっと長いかも。」なぁ〜んて言いながら、盛岡でも水沢でも、キッチリ2000m戦を制している、【セイントセーリング】くん。
地元3歳馬対決ならば、ちょっと負けられませんよぉ。
対抗には、岩手3歳ナンバー1牝馬の【マツリダワルツ】。前走の『不来方賞』こそは、【セイントセーリング】に一矢報いるか?!と思われましたが、残念ながら今回も2着で。
でもね、彼女だって強いんです!牝馬相手じゃ負けないし、並みいる男子相手でも上位に食い込む。ただ・・【セイントセーリング】が強いだけ。
鞍上の菅原騎手も、【セイントセーリング】自身も、相当な自信を持って明日の『ダービーグランプリ』に登場して来るハズ。
何馬身離して勝つのかな?的な見方で良いのではないかしら。
◎2、セイントセーリング
○3、マツリダワルツ
▲4、マツノメガミ
△14、ハルサンヒコ
△7、シュクジャンヌ
今回、もしも交流だったら、【セイントセーリング】くんがどれほど強いのか、全国でも通用するのか見れたのに・・・まぁ、まだ3歳馬だし、この先いくらでも全国に挑戦する場面はあるでしょう。
その時のためにも、明日はキッチリ勝ってほしい♪
盛岡といえば・・・冷麺!実は私ねぇ、冷麺大好きなんですよ。 生まれて初めて食べた時は、ちっとも咬み切れなくってビックリしたけれど。
盛岡に取材に行ったら必ず食べる、「ぴょんぴょん舎」の冷麺。東京にもあるけど、やっぱり本場が1番ですよね!!
明日、金沢競馬場に秀樹がやって来る!!
老若男女誰もが知っている、アノ秀樹がやって来る!!
しかもスペシャルライブは無料なんだ。YMCAとか、ローラとか歌うんだ、きっと。
盛り上がるだろうなぁ。。。行きたかったなぁ。。。
まだ1度も足を踏み入れた事のない金沢競馬場。どんな風に盛り上がるのか、ちょっと想像もつかない。
ライブは18:30から、ウイナーズサークル横特設ステージにて行われ、当日最終Rの勝馬投票券5000円分を入場門横引換所に提示すると、先着1000名様に『特別指定席券』がプレゼントされるという。そしてライブ後には、手筒花火大会があるので、これもお見逃しなく!
馬インフルエンザに泣いた、2007年夏後半。
金沢競馬場でも8月18日に感染馬が3頭確認され、21日にはなんと114頭の感染が確認されるという、爆発的広がりを見せた。
しかし。。考えようによっては、爆発的に広がったからこそ、早期終焉に繋がったのだと思われる。1度かかってしまえば、もううつらないのが馬インフルエンザの数少ないイイところ。
金沢では感染馬全頭が陰性である事が確認され、あとは他場の沈静を待つのみとなっている。
馬インフルエンザのお陰で、他場と全く交流出来ないジョッキーたち。若き金沢リーディングの吉原騎手も、きっとフラストレーションが溜まっていることでしょう。
明日は秀樹登場で、ファンの方も関係者も、やな事フッ飛ばしちゃいましょ♪
8月16日から始まった、『馬インフルエンザ』の大流行。
終息には向かっているけれど、まだまだ正常な競馬開催にはほど遠い。
今月行われるダートグレードレースの【ダービーグランプリ】と【日本テレビ盃】は、地元馬のみ、南関東馬のみで行われる事が決定し、グレードレースではなくなってしまった。
地方競馬界にとって、他場と交流出来ない事は死活問題であります。
どうにか地方競馬を立て直そうと、開催主は中央や他場との垣根を低くして、関係者も全国で通用する馬を・・と頑張って来たのに。
ファンのみなさんだって、交流競走がないのはガッカリですよね。
まぁ、競走馬たちの命に別状がない事が、せめてもの救いです。
でも。。日高はそうはいきません。
牧場には当歳や1歳の、人間でいう赤ちゃん達がたくさんいます。現役競走馬なら命の心配はないけれど、抵抗力のない赤ちゃん馬達が感染したら、大変な事に。。
それに。馬の移動がこれだけ制限されてしまったため、馬運車関係者は全く商売にならない。
しかも。陽性反応が出てレースに出走出来ないとなると、馬主さんは収入ゼロで預託料だけ支払わなければならない。
競馬を開催しているといっても、早くキッチリ終わらせないと、精神的にも金銭的にも、競馬界が崩壊してしまう。
騎手学校の授業で習った時は遠い昔話だと思ったけれど、36年ぶりの大流行で、『馬インフルエンザ』の恐ろしさを嫌というほど実感した。
8月20日〜24日に静内で開かれたサマーセール。
日高で産まれた1歳のサラブレッドたちの取引が行われます。
『セリは、3割売れれば上々』と言われるほど、なかなか売れるもんじゃぁありません!だって高い買い物だもの。安い馬だって100万円くらいするし、高い馬なんてウン億円・・それで必ず競走馬になれるとは限らないし、速く走るかはもっとわからない・・ある意味、馬券よりギャンブルですよ!!
出世した時の事を考えて(私がね!)、どんな馬を買おうか本気でシュミレーションしてみました。
やっぱり1歳なのにムキムキでカッコイイ馬は目を惹くけれど、早熟で脚元不安になりそうなのでやめておく。私の理想はダートの短めで活躍してくれる馬だから・・と、1年後2年後の姿を想像し、何頭か選んでみました。
そしたら、、、全員【サクラバクシンオー】or【アグネスデジタル】の栗毛の男子。子顔で顎が張ってて、耳が小ぶりなお顔立ち。
人間の男子はハートで選んでる(つもりの)私ですが、サラブレッドは顔なんだな・・面食いなんだな・・
このセリは、ウン億円の馬が登場する事はありません。高くて何千万単位の取引だし、ほとんどが何百万単位の馬たちです。
今、「ヤスッ!」と思った方!実際自分が馬主になり、何百万出せますか??私の答えはもちろん否。
いつか・・と夢見てはいるけれど、現在は全く無理っす。
馬主さんにも色々な方がいます。
大きい牧場を経営している方や、小さい牧場を経営している方、会社経営のかたわら趣味で競走馬を所有している方など。それに、個人商店の社長さんも大勢いらっしゃいます。八百屋さんとか、電気屋さんとか、植木屋さんとか・・
中には、「1年に1頭、200万円の予算内で馬を買うのが楽しみ♪」という方もいて、馬たちを見る目もそりゃもう真剣です。
何千万円もする競走馬を所有出来るのは、本当に一部の方。
家族全員に反対されながらも、「唯一の楽しみだから。」と言って馬主を続けている方を何人も見てきました。
レースをなかなか休ませる事が出来ない、地方競馬の実情は、何もお金のためだけではないんです。馬主さんの喜ぶ顔、誇らしそうな顔というのは、何度見ても嬉しいものです。