お酒を飲むと、止まらないタチである。
多分、私と3回飲んだ事がある方には、実感していただけると思う。なかには1回で実感している方もいるかもしれない。
このブログ、5缶目のスーパードライを飲みながら書いている。
悔しい!本当に悔しい!!今日は一人で自棄酒だ!!!頭差だったのに・・・
今日の浦和競馬場、雨にも負けずカッパで挑んで来ました!
前走の『かきつばた記念』で涙を飲んだ【キングスゾーン】くん、今回も万全の仕上げで挑んだけれど・・・
「4コーナーで、物見してフワッと外に行った。」by岡部騎手。
これですよ!この1瞬の隙を突いて【メイショウバトラー】にインに入られ頭差負け。。
あぁ、悔しや。5缶目を潰し、最後の6缶目を開ける。明日、顔むくむんだろーな・・・
昨日は取材で大井競馬場へ。
現在浦和に短期移籍中の、笠松・濱口楠彦騎手を発見!
・・今回、浦和に短期移籍する事にしたキッカケは?
「浦和で乗ってみたかったから。」
・・え〜?あれだけ遠征してるのに、浦和は初めてだったんですか?
「そうなんだよ。」
・・これで全競馬場完全制覇ですか?
「どうかなぁ?どっか行ってないトコあるかも。」
と、偉大な記録にもかかわらず、あまり気にしていない様子。
私が生まれる前から・・というか、うちの両親が知り合った頃から騎手をしている、大・大・大ベテランの濱口騎手。でも、いつどこでお会いしても、優しい笑顔でインタビューに応じてくれる。
47歳の現在も、新しい挑戦を続けるハマちゃん☆こういう方がいるから、地方競馬は面白い!!
親子丼と他人丼について書いていて、昔の事を思い出した。
あれは忘れもしない、赤見千尋20歳の出来事。
私はデビューしたばかりで、まだ競馬界の事がよくわからないでいた。
競馬界では、所属厩舎が身内みたいなのも。1番近い存在であり、大切でもあり、だけど逆に離れる事も出来ない、そんな存在。
その頃、私は自厩舎の厩務員さんにセクハラのような事をされた事がある。誰にも言えず悩んでいたけれど、女性騎手の先輩である米田真由美さんに相談した。すると、
「本人に言うのが1番いいけど、真剣な顔して言っちゃダメ!プライドを傷つけないように、笑顔で明るく言うんだよ。」
と教えてくれた。
早速次の日に実戦してみたけれど、私の言い方が悪くて相手をものすごく怒らせてしまい、結局厩舎を辞めてしまった。
ヒヨッコの私のせいで、長年勤めていた厩務員さんを1人失った訳で、調教師の先生に怒られるかな・・と思っていると、
「そんな事があったなら、すぐに言わなきゃダメじゃないか!」と心配してくれて、ここは私の居場所なんだ、ここに居ていいんだ、と実感した。
こういうトラブルがあるから、女性騎手を所属にする事を嫌う調教師さんは多い。
でも私の所属調教師は、いつも親のように私を守ってくれたし、高崎競馬場の雰囲気も、私たち女性騎手を大切にしてくれて、何かあればみんなが味方になってくれた。
何年かして、辞めてしまった厩務員さんとも、また話せるようになった。人間関係は難しいけれど、グレずに頑張っていれば、時間が解決してくれると、身を持って体験した出来事だった。
確かに、競馬界はキレイな世界ではない。嫌な事もいっぱいあるし、納得出来ない事や、ありえない事もある。
でもだからこそ、心を許せる人間関係がとても大切な世界。
今でも、所属調教師の事は親のように大切に思っているし、自厩舎の人たちは家族、高崎競馬関係者は身内だと思っている。
「生まれ変わっても、また騎手になりたい!」
と私が思えるのは、周りの人たちのお陰なんだ。
帯広、というか十勝の名物は『豚丼』だという。
帯広駅中にも駅近かにも、豚丼がい〜っぱい。
これは帯広競馬場の場内の食堂の豚丼。
お肉が柔らかくってジューシー☆しかもタレが甘辛でご飯が進む。
「コレ、マジウマデス!」と、感激のあまり食堂のおばちゃんに言うと、
「そりゃ、そうだよ。」と、満面の笑み。
駅近かにある、「ぱんちょう」というお店が1番の有名店らしいけど、行列が出来ていたので今回は断念。。早めに行かないと、売り切れてしまうほどの人気なんだとか。
次に行ったら、絶対食べたい!
で、もちろん競馬場でもまた食べたいので、次は今回3食食べた、ラーメンの回数を減らすしかないかなぁ・・でもラーメンも外せないしなぁ・・という事で、次はプラス体重覚悟で帯広へ行く事にします。