この顔の小ささは何???
高知所属の宮川実騎手。明日は黒船賞で、逃げ・先行馬の6枠8番【ストロングボス】に騎乗。
7年ぶりだというのに、「赤見さんじゃないですか!」と気付いてくれた。宮川って、イイ奴だったのね♪
新人さんたちは初対面&年齢の壁に阻まれなかなか面白いコメントがとれず・・まだまだ私の腕が足りないわ・・。という事で、
「宮川、面白い事言って。」と半ば強要。
「えぇ?」と言いつつも、「じゃぁ、地元代表として、先行勢をかき混ぜます!」と宣言。「じゃぁ」が余分だけど。
明日は1400mという事もあり、先行馬多数。高知のコース形態も、もち先行有利ですからスタートから目が離せません。
私の予想は、
◎3、ニホンピロサート
○10、メイショウバトラー
▲7、ノボトゥルー
△9、リミットレスビット
△2、キングスゾーン
×11、ロッキーアピール
と、手広く付けてみました。元気な高齢馬たち多数。若馬のレースもいいけど、こういう燻し銀な馬たちのレースもいいですよね♪
岩手所属の高橋悠里騎手。
昨日の夜中に岩手存続が決定し、すごく安心したという。今回の岩手廃止問題はけっこう急な話だったので、現場もとてもビックリしたそう。予算案が否決された時、岩手で攻め馬しながら、
「もうここでは競馬出来ないかも。。」と相当ショックだった様子。
普段、毎日乗っているので、競馬場が無くなる、そこで乗れなくなる、という事は実際廃止になってみないと実感がないもの。経験者ですもの、わかります。でも今回、なんとか存続が決まって本当に良かった!
「近々、盛岡行くね!」というと、「え?何で?」と素で聞く高橋騎手。
「行っちゃいけないわけ?」と一発睨みを効かせると、慌てて「来て下さい・・」と笑ってごまかす19歳。
誰かに似てると思いません?そうです!金八先生に出演していた『中尾明慶』くんです!GOODLUCKではキムタクの弟役、ドラゴン桜にも出てたな。わかりました?
かなりみんなに言われるようで、本人もけっこうその気。声まで似てるもの。コリャ本物☆
「じゃぁ、今日は芸能人と話した気分でしょ。」なぁんて、なかなか面白い事言うではないか!
ちなみに、愛称は?と聞くと、「ゆうちゃん。」・・ハンカチ王子か?!
彼女はなんて呼ぶ?と聞くと、「ゆうくん。」・・即答。
コイツ・・とコブシを握り締めていると、「ウソです。いません。」だそうです。高橋悠里、なかなかやるのう。
明日は無印だけど・・出来れば前に行くつもりらしい。でも速くなりそうなので、そこは出たなりで考えると。岩手の中尾くん、かなり天然キャラで面白い!要注目のジョッキーです☆
今日から高知取材。ものすごくいいお天気です♪
飛行機から見る景色は、まるで『天空の城ラピュタ』のよう。
高知空港に着き、ルンルン気分でバスに乗ったら、駅までのバス代が700円もしてビックリした!30分以上乗っているので仕方ないけど、手持ちが1000円だったので危ないトコロだった。
普段から、ほとんどお金を持ち歩かない私に対して、「遠出する時くらいは持ちなさい!」と母は言う。でも世の中便利だし、足りなくなったら下ろせばいいくらいに思っている。
ただ・・先日群馬に帰った時、電車代が100円足りなくて降りられず、改札まで父に100円持って来てもらう・・という失態を演じてしまった。
「お前なんか、帰って来るな!」と恥ずかしがる父を尻目に、駅員さんたちは大爆笑だったけど。こういうトコロ、小学生の頃から変わっていない。「なんとかなるさぁ」とか「誰かが助けてくれるさぁ」といったナマヌルイ考え方は、一人っ子の特徴のようで。それとも私だけ?!
今回の高知でも、この甘い考えのお陰で苦労する事になる。ATMが見つからないのだ。やっと発見したら、私のカードが使えない。土佐の地にて、赤見千尋大ピンチ!このままお金下ろせなかったら、カツオが食べられないではないか!
歩き回る事30分、やっとお金を下ろす事に成功☆やっぱり、母の言う事は聞くもんだ。
やっとあり付いたカツオはまさに絶品!苦労しただけあって、美味しさ格別です♪
明後日から、胴体着陸で話題の高知へ旅立つ私。もちろん、『黒船賞』と『新人王』の取材。
思い起こせば7年前のミレニアムイヤー、若き赤見千尋は期待に胸を膨らませ、高知空港に降り立ったのでした。カツオが美味くて美味くて、1泊2日で5食くらい食べた気がする。
前日のレセプションで、橋本大二郎知事とスマイル写真撮ったし、【はりまや橋】の小ささにもビックリして高知を満喫。レース当日の朝に、同期3人と攻め馬を手伝って下見完了☆
結果は5着。けっこう人気の馬に乗せてもらったのに、負けてしまいました。。すいません。
2年間の騎手課程を修了し、旅立って行く時に、同期と言い合った「高知で逢おう!」という言葉。もちろん全員が逢える訳ではない。新人王に出られないというのは、すごく悔しい事だと思う。
でも今回、『黒船賞』に同期の佐藤博紀騎手の名前が!!!あの時は高知に来れなかったけれど、その後の努力が報われて、今じゃすっかりリーディングに顔を出すジョッキーに。
まだ確定してないのでなんとも言えないけれど、もし高知で逢えたら7年越しの約束が果たせるって事で、ちょっとロマンティな感じじゃないですか?ま、南関で逢ってるけど、高知で逢う事に意義があるのですよ。
これは多分、およそ1年くらい前の写真。左が高橋哲也騎手、右が佐藤博紀騎手。高橋騎手は怪我でデビューが遅れたけど、元は同期なのです。てか、ずいぶん茶パツだったんだなぁ、私・・