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斎藤修地方競馬雑誌「ハロン」編集長。「夕刊フジ」木曜発 売版に海外および地方競馬のコラム『Global&Local Racing』を連載中。ドバイワールドC、ブリーダーズC、それからシンガポールと香港の国際レースに毎年必ず足を運ぶのが最近10年ほどのライフワーク。1964年生まれ。

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帰ってきた「今月のヤキソバ」 その2

 4月28日、笠松競馬場へ。1カ月のうちに2度も笠松に来るのははじめてかも。
 今回は競馬場内でヤキソバを売っているお店をすべてチェック。結果、このブログで紹介するのは2つ目だが、おそらく今回のところで笠松競馬場に現存するヤキソバはすべて食べたことになると思う。
 で、今回のヤキソバやさんの場所は、ゴールまで100メートルのハロン棒があるあたりのスタンド2階で、お店の名前はどこにも書いてないので不明。
yaki02.jpg
 写真では前回のと同じくらいのヤキソバに見えるかもしれないけど、こっちのお皿のほうがひと回りもふた回りも大きい。
 あっ!
 前回書いておいた「馬券を一緒に写して大きさがわかるようにするプロジェクト」はいきなり断念。まだこの時点では馬券は買ってなかったので……。
 紅しょうがは自分で好きなだけ乗せられるようになっているのだが、例によって笠松仕様のみじん切り。具はシンプルにキャベツと豚肉少々のみ。炒めるときに鰹節を入れてくれるのがポイント。そして最大の特徴は関東風の辛めのウスターソースを使っていること。
 名古屋近辺の東海地区は食文化的におもしろい場所で、関東圏と関西圏が入り乱れている。たとえば焼きうどんなんかは関東圏はしょうゆ味で関西圏はソース味がほとんどだと思うのだが、名古屋あたりではお店によってしょうゆ味が出てきたり、ソース味が出てきたりなのだ。
 というわけでこのヤキソバは関東文化圏ヤキソバ。
 数人分の麺にお湯(たぶんダシではないと思う)をかけて炒め、ソースをかけない状態で鉄板の端のほうに置いてあり、注文ごとにソースをかけて焼くという方式。スタンド裏の食べ物やさん街と違って人通りがイマイチ少ないためか、ところどころ麺が乾いてしまってるのが難点といえば難点。麺を炒めるタイミングをみはからって注文するのがいいかも。400円也。

2006/05/02
遠征記
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帰ってきた「今月のヤキソバ」 その1

 競馬場のたべものといえば、ぼくにとっては何と言ってもヤキソバだ。
 かつて地方競馬情報誌『ハロン』に「今月のヤキソバ」というコラムを書いていて、30回も続いた。よくそんなにヤキソバを食ったもんだと思うが、実際にはマズかったりで取り上げてないものもあるので、もっと食ったことになる。そもそも、その3年弱の間に特に無理をしたというわけでもなく30個以上食ったということは、通算すればおそらく地方競馬のヤキソバは100回以上食ってるに違いない。
 だから何だと言われればそれまでだが、ぼくにとっては競馬場といえば、それくらいヤキソバなのだ。
 競馬場といえばモツ!という人もいるだろうが、ぼくは残念ながら内臓系があまり得意ではない。なのでヤキソバなのだ。
 で、考えてみればオッズパークの5競馬場は、いずれもわりとたべものが充実している。もちろんヤキソバもだ。
 というわけで、唐突だが「今月のヤキソバ」を復活させることにする。ただ、いずれも遠征といえるところにある競馬場だけに、毎月というわけにはいかないものの、タイトルだけは引き継いでみた。
 まずは笠松。
 笠松といえばスタンド裏にズラリと並んだたべものやさん街にまず目が行くが、ヤキソバに関しては、1コーナー寄りスタンド2階の「競馬場喫茶部」という食堂のヤキソバがダントツだった。
 「だった」というのは、残念ながら今はもうない。たしかちょうど去年の今ごろだったか、笠松競馬場に行ったとき、「競馬場喫茶部」が廃墟となっていたのを発見して愕然としたのだった。
 しかしともあれヤキソバだ。
 今回は、おそらくまだ食べたことのない「美津和家」さんのヤキソバ。スタンド裏のたべものやさん街の一店舗。
yaki01.jpg
 まず笠松競馬場のヤキソバの特徴は、どの店のヤキソバもトッピングされている紅生姜が千切りではなくみじん切りになってることだ。ほかの競馬場ではこんなの見たことない。競馬場に限らず、生まれてこのかたお目に掛かった記憶がほとんどない。いや、お好み焼きとかにはこういうみじん切りを入れるのかもしれないが、少なくともヤキソバのトッピングでは見たことがない。
 で、「美津和家」さんのヤキソバだ。
 麺はふつうのちぢれ麺。ところどころコゲているソースがなんとも食欲をそそるプレゼンテーションだ。そのソースは、関西風の濃くて甘いやつ。
 突然だが、ここでヤキソバ豆知識をひとつ。名古屋あたりを境にした東日本のヤキソバがだいたいにおいて辛めのウスターソースを使うのに対して、西日本は甘めの濃厚なソースを使う傾向がある。これは全国の競馬場でヤキソバを食べて気づいた経験則。
 で、「美津和家」さんのヤキソバの話に戻る。
 肝心の具は、キャベツ、豚肉、それにちっちゃい桜エビ。これはもしかして「アミエビ」という種類だろうか。とにかく桜エビ系が入ってるヤキソバは、ぼくにとってはそれだけでポイントが高く、競馬場フードとしては、まずまずイケてるヤキソバであることは間違いない。
 ただ、400円という価格の日本全国の競馬場で食べられるヤキソバと比較すると、ちょっと量が少ないかな、というのがやや残念なところではある。写真では大盛に見えるが、いかんせんトレーがちっちゃい。
 これからは大きさ比較のためにタバコの箱と一緒に写真を撮ろうかと思ったり。しかしぼくはタバコを吸わないのだった。そうだ!馬券だ。馬券なら発券機のメーカーが違っても、日本の場合は全国どこでも大きさはほとんど同じだ。しかも、馬券と一緒に撮影しておけば、どこの競馬場でいつ食べたものか一目瞭然。これは名案だ。

2006/04/14
遠征記
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