NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
古馬重賞戦線の主要メンバーが、ニュータカラコマ、オレノココロ、フジダイビクトリー、コウシュハウンカイと4頭。これらに加わろうという勢力がサクラリュウ。あとの5頭では、今シーズン、ソウクンボーイがばんえい十勝オッズパーク杯4着、シンザンボーイがばんえいグランプリ(8着)、北見記念(6着)に出走しているがやや実力的に差がある。フクドリが3年前にこのレースを制しているとはいえ、さすがに近年はその当時の勢いにない。というメンバー。帯広記念の近年の結果を見ると、2014年1着のホリセンショウ、2015年2着のホッカイヒカルのようなあっと驚く人気薄が激走して大波乱ということがあるが、さすがに今回そうした馬の好走は難しいと見る。
とはいえ昨年勝ったオレノココロは4番人気。ばんえいグランプリを勝ったあとが凡走続きで、しかもトップハンデ920キロということで疑問符がついた。しかしばんえい記念を目指してこのあたりから調子を上げてくることは間違いなく、そして今年は昨年より10キロ軽い910キロでの出走となればここが出番と見る。
あとは実績馬から、900キロは断然有利なフジダイビクトリーに、岩見沢記念2着のサクラリュウ、さらにコウシュハウンカイまで。ニュータカラコマにトップハンデ920キロは厳しいと見て無印とした。
◎5オレノココロ
○7フジダイビクトリー
▲10サクラリュウ
△9コウシュハウンカイ
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