NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
クイーンマンボは、兵庫チャンピオンシップJpnIIで3着だったとはいえ、3コーナーあたりでは期待を持たせるレースぶりで、それが牡馬相手ということを考えると健闘の走りだった。そして関東オークスJpnIIは、3コーナー過ぎで抜群の手応えで先頭に立つと、追ってきたアンジュデジールを直線であっさり突き離し4馬身差の圧勝。そのアンジュデジールがその後、古馬相手のスパーキングレディーカップJpnIIIをあっさり勝っていることからも、クイーンマンボは相当な能力がありそうだ。今回、別定2キロ増で古馬と同じ55キロだが、それも克服可能と見る。
ジュエルクイーンの今シーズンは、牡馬相手の重賞で3着、3着のあと、ヒダカソウカップからノースクイーンカップを連勝。昨年のこのレースでは4着だったが、昨年以上の充実ぶりは明らかだけに、昨年以上の結果を期待したい。
タイニーダンサーは、昨年の関東オークスJpnII以来勝ち星から遠ざかっているが、それでも牝馬同士のグレードならたびたび2着3着の好走がある。前走に続いての57キロは楽ではないが、アムールブリエの2着だった昨年に続き、デビューした門別での主戦だった桑村真明騎手が鞍上ということでも期待だ。
1000万条件を勝ったばかりのスルターナも連下争いなら。復帰戦となった大沼ステークスが大差の最下位だったマイティティーは一度叩かれての上積があるかどうか。
◎5クイーンマンボ
◯6ジュエルクイーン
▲8タイニーダンサー
△4スルターナ
△11マイティティー
ブリーダーズゴールドカップの出走表はこちら