NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
日曜日にはサマーチャンピオンJpnIIIトライアルのS1重賞・吉野ヶ里記念が行われるが、こちらは同じ1400mでもA2級馬によるS2重賞。6頭立てとやや寂しい頭数となった。
B級から4連勝でS2重賞も制しているコスモガラサが断然だ。2走前の鶴見岳賞、そして前走のA1・A2戦は、それぞれ重馬場、不良馬場とはいえ、1400メートルの勝ちタイム、1分28秒台、27秒台というのは、翌日に行われる吉野ヶ里記念でもそのまま通用するタイムだ。このメンバーでは力が抜けている。
相手にはエリモブリーズ。近4走はS2重賞やA1・A2特別で2着3着と好走。前走吉野ヶ里記念ステップの黒髪山賞では、勝ったコパノエクスプレスにクビ+クビ差の3着ということでは、吉野ヶ里記念に出走しても恥ずかしい競馬はしないように思われる。
そのほか4頭の近走は、ほとんどが勝ち馬から2秒以上の差をつけられての敗戦だが、ストロベリーランの前2走は勝ち馬または上位馬のレベルが高かった。このメンバーなら2着、3着は狙える。
◎2コスモガラサ
◯5エリモブリーズ
△6ストロベリーラン
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