NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
門別から転入後5連勝で花吹雪賞まで制したドンプリムローズに、年末から3連勝中のサプールによる一騎打ちの様相。直接対決は昨年11月の天山賞とカペラ賞の2戦で、ともにドンプリムローズの圧勝。とはいえサプールはその後3戦負けなしのため、当時より力をつけている可能性はある。とはいえ、その3連勝の勝ちタイムがいずれも1750メートル戦で1分58秒台。ここのところ全体的にややタイムがかかる傾向にあることを考慮に入れても、S1重賞を勝ち切るにはやや疑問符がつく。ゆえにここはドンプリムローズの6連勝濃厚とみる。
3番手にはライオンクイーン。門別1勝からの転入で、初戦こそ惨敗だったものの、2戦目のアルデバラン特別がサプールにクビ差の2着、花吹雪賞はドンプリムローズにコンマ4秒差の4着と、2強相手に安定した走りを見せている。
ドンブルーローズは、南関東から転入初戦の背振山賞がサプールにちぎられての2着だったが、転入2戦目での上積みがあれば差を詰めてくる可能性も。
花吹雪賞では最低人気ながらドンプリムローズに半馬身差2着と食い下がったのがプリモプレスト。ただその前後のレースはまったく勝負になっていないだけに、花吹雪賞はフロックだったと考えるべきだろうか、迷うところ。
◎2ドンプリムローズ
◯10サプール
▲1ライオンクイーン
△11ドンブルーローズ
△7プリモプレスト
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