NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
2歳時はそれほど目立った存在ではなかったキングプライドだが、3歳になって7戦5勝。飛燕賞では3着に敗れているものの、先着されたダイリンザン、レアファルコンは不在となっている。古馬C1に格付けされての前走が5馬身差の逃げ切り勝ち。そして前走はさらに差を広げ、軽く追われただけで9馬身差の圧勝。ますます力をつけている。父はサウスヴィグラスだが、母アイディアルクインは2500メートルの九州大賞典を制している。
九州ジュニアチャンピオンを勝って以来休んでいたイッセイイチダイだが、約半年ぶりとなった復帰戦が古馬B-3組で、2番手から逃げ馬をクビ差とらえての勝利。続くB-2組の特別戦は5着だったが、3歳のこの時期に古馬B級を勝てるのは相当なレベルにある。
マイネルジャストは中央未勝利から転入して3連勝。前走鯱の門特選は距離延長となって7馬身差圧勝。タイム的にも上記2頭と互角以上の勝負になる。
高知からの遠征馬が2頭。リワードヘヴンの前走黒潮皐月賞は見せ場なくの大敗だったが、土佐春花賞まで連勝していた実力は侮れない。
オーベルジーヌは南関東の3歳一組特別で上位争いがあり、再転入初戦の前走由布岳賞は古馬B級との対戦でさすがに相手が強かった。確実に力はつけている。
◎2キングプライド
◯1イッセイイチダイ
▲7マイネルジャスト
△5リワードヘヴン
△10オーベルジーヌ
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