NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
競馬ゆえどんなに力の抜けている馬でも敗ける可能性はあり、それがばんえい競馬ならなおさらのこと。センゴクエースは、これまでのレースぶりからは、アクシデントやよほどの体調不良などでもない限り敗けるような場面は想像できず、それでも敗けるようなことがあれば「これも競馬だから」ということになるのだろうが、予想としては敗ける理由が見当たらないのであれば、やはり本命、それも1着固定とせざるをえない。何やら禅問答のような予想だが......。
相手はホクショウキズナ。2走前に7着があるが、このときは雪が降っての高速馬場で、第2障害を越えた順の行った者勝ち。そこでホクショウキズナはほんのちょっとのタイミングで遅れただけ。ここまで24戦して17連対という成績を信頼する。
センゴクエースと同じ8勝を挙げているのがキンメダル。メンバー中馬体重が1000キロを超えているのは、センゴクエース、キンメダル、エーチャンの3頭のみ。全馬が一気の負担重量増で、そうしたときは馬格がものをいうときがある。
黒ユリ賞3着を挟んでホクショウキズナの2着があるタキニシサンデー、デビュー2連勝以降A-1で常に上位に食い込んでいるコウシュハスパークらにもチャンスはある。
◎2センゴクエース
◯4ホクショウキズナ
▲5キンメダル
△7タキニシサンデー
△6コウシュハスパーク
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