NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
6頭立てとはちょっとさびしいチャンピオンカップとなった。ある意味で特殊な重量を負担するばんえい記念では2004年に5頭立てということがあったが、そのほかの重賞を見ても7頭立てがまれにあったくらいで、重賞で6頭立てというのは、かなりめずらしい。
キタノタイショウは、帯広記念2着、続く睦月特別1着で、復活なったかに思えたが、その後の2戦は掲示板にも載れず。とはいえこの馬はおそらくばんえい記念狙いだろうから、700キロ台の負担重量のレースは流れが合わず、今回の820キロでもまだ軽いという可能性はある。ただ700キロ台のトップハンデで惨敗したここ2戦のようなふがいないレースはしないはず。
人気は2連勝中のニュータカラコマだろうか。今シーズンの重賞では岩見沢記念を制したが、その後も意外にハンデは重くならず、ここ2戦の連勝も、ともにトップハンデではなかった。今回も、ホクショウダイヤ、キタノタイショウより10キロ軽い810キロなら勝ち負けは間違いない。
帯広記念を9番人気で制してアッと言わせたホリセンショウだが、その後のレースぶりからさらにここで重賞連勝とまでは考えずらい。
ばんえいグランプリを制したホクショウダイヤ、北斗賞を制したインフィニティーは、ともにその重賞以来勝ち星がなく、連下争いまで。
◎4キタノタイショウ
◯5ニュータカラコマ
▲6ホリセンショウ
△2ホクショウダイヤ
△1インフィニティー
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