4歳シーズン三冠馬ホクショウユウキが登録だけで回避したのはなんとも残念。やはりハンデ差が大きくなる負担重量からだろうか。それでもトップハンデのニシキエーカンが760キロで、牝馬3頭が710キロと、上下50キロのハンデ差がついた。古馬オープンに入って上位争いをしているニシキエーカンだが、ここもやはりそのハンデは試練となりそう。
ここは3連勝中と好調のテンカムソウが中心。4歳シーズンの三冠でも、3着、2着、3着といずれも好走。特に定量で争われた最終戦の天馬賞は、ホクショウユウキ、ニシキエーカンと大接戦での3着。今回、ニシキエーカンより10キロ軽い750キロは、メンバー全体での比較でも有利に映る。
昨年4歳時には730キロでこのレースに出走して4着だったワールドピサは、今年は740キロでの出走。天馬賞は7着惨敗だったが、その後は5戦してそのうち4戦で3着以内と堅実に走っている。その好調ぶりで、テンカムソウより10キロ、ニシキエーカンより20キロ軽い重量ならチャンスはある。
若いうちに稼いだ賞金ゆえの重量でなかなか勝てないニシキエーカンだが、4走前のオープン・A1の決勝混合で久々の勝利。実績的にも格付け的にも勝っておかしくないが、この重量差でのトップハンデは厳しいかもしれない。
ホクショウユウキの回避で繰り上がったのがクインフェスタ。4走前、白雪賞で1番人気に支持されての9着大敗は、第2障害で座り込んでしまってのもので度外視。目下の好調ぶりで710キロならスピードで押し切る場面も。
白雪賞をトップハンデで2着のコウシュハウンカイ、同3着のコウシュハクィーンにもチャンスはありそう。
◎7テンカムソウ
◯8ワールドピサ
▲10ニシキエーカン
△9クインフェスタ
△5コウシュハウンカイ
△2コウシュハクィーン
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