旭川記念とまったく同じメンバーで争われる一戦。今シーズンの古馬重賞は、ばんえい十勝オッズパーク杯、旭川記念とも、キタノタイショウ、ギンガリュウセイという同じワンツーで決着。ただキタノタイショウにとっては、旭川記念がホクショウダイヤと同重量で、ほかの馬とは10キロ差だったのが、今回は他の全馬が790キロなのに対し、1頭だけ20キロ重い810キロとなるのはいかにも厳しい。
ここは1番人気の旭川記念で5着に敗れたホクショウダイヤが巻き返すと見る。まず負担重量的には、前回の旭川記念ではキタノタイショウ以外の馬との比較では10キロ重かったのが、今回は同じ790キロになったのは有利だ。例年春先は好調で、それで旭川記念では人気なるのだが、09年に2着があって以降は結果につながっていない。ところが北斗賞で巻き返すことが多く、2着1回に3着2回。今回は負担重量的に有利になることもあり、この馬が中心。とはいえ脚質的に勝ちきるまでは疑問があるため、あくまでも連軸。
キタノタイショウが負担重量的に厳しくなったのであれば、やはりここで台頭する可能性が高いのはギンガリュウセイ。
とはいえキタノタイショウも、これまでのレースぶりから、20キロ差なら勝負にからんでくる可能性も十分。
ホッカイヒカルは、800キロを超えると厳しくなるだけに、この800キロ近辺の重量までまでが勝負。
ホリセンショウは旭川記念でも3着と好走し、今シーズンはすべて4着以内と好調持続。旭川記念よりさらに20キロ積んで、初体験の790キロとなるだけに、そこがどうか。
シベチャタイガーは、逆に800キロ前後から、それ以上の負担重量になると出番が回ってくる。
◎1ホクショウダイヤ
◯10ギンガリュウセイ
▲2キタノタイショウ
△7ホッカイヒカル
△8ホリセンショウ
△6シベチャタイガー
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