NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
直近の4歳オープン、すずらん賞とライラック賞の結果を見ると、今回と同じような重量差で勝ったり負けたりで、そこから力関係を判断するのは難しい。安定しているのはやはり唯一のオープン格付け馬ニシキエーカンで、2着、2着。それぞれのレースの勝ち馬は、6番人気のアサヒリュウセイと、4番人気のエビスダイチ。
比較がむずかしいが、ばんえいダービー馬アサヒリュウセイを本命にしてみる。すずらん賞ではニシキエーカンと同タイムの接戦を制し、ライラック賞は負けはしたもののやはり僅差の接戦。その2戦も今回も10キロ差で、さらに重量が積まれる今回は逆転可能とみる。
ワールドピサは、すずらん賞、ライラック賞ともに4着。引き続きアサヒリュウセイとは20キロ差だが、昨年末から今年2月まで7連勝の勢いはまだ衰えていない。
ニシキエーカンは昨年8月以来勝ち星がなく、最大50キロのハンデ差は楽ではないが、4歳同士ならこのハンデ差でも好走している。イレネー記念ではブラックボスの2歳シーズン3冠を阻んで勝っているように、大一番で一発があるかもしれない。
ライラック賞を勝ったエビスダイチ、前走自己条件のB級1組戦を制したテンカムソウ、昨シーズンラストの4歳オープン・クリスタル特別を制したホクショウユウキ、復帰2戦目での復活がかかるブラックボスなども有力候補。
◎6アサヒリュウセイ
○7ワールドピサ
▲8ニシキエーカン
△2エビスダイチ
△9テンカムソウ
△5ホクショウユウキ
△1ブラックボス
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