NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
オープン馬は収得賞金でも別定重量の加増があり、オイドン780キロに、ニュータカラコマ770キロで、最軽量は牝馬のニシキウンカイ、マリンチャンスが710キロで、最大70キロもの重量差となった。
2週前のチャンピオンカップでは、若い5歳のブラックパール、フジダイビクトリーが2、3着と見せ場をつくった。今回も負担重量に恵まれたこの2頭から。
チャンピオンカップではフジダイビクトリーが障害を先頭で越え、いつ後続に交わされるかと思って見ていたが、混戦の3着に粘った。柏林賞では30キロ差でオイドンに勝利。定量の天馬賞では10秒ちょっと離されたものの2着と好走しているだけに、今回の負担重量なら勝機は十分だ。
チャンピオンカップでは最軽量を生かして2着に好走したブラックパールも、今回730キロなら引き続きチャンスはある。
オイドンもチャンピオンカップに出走予定だったが、鈴木恵介騎手が病気のため騎乗できなくなったことで回避。トップハンデでも世代最強の実力を見せたいところ。
ワールドピサは目下7連勝中と確実に力をつけている。4歳でもあなどれない存在だ。
最大70キロの差があれば、最軽量のニシキウンカイ、マリンチャンスにも好走の目はありそう。
◎フジダイビクトリー
◯ブラックパール
▲オイドン
△ワールドピサ
△ニシキウンカイ
△マリンチャンス