NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
4歳シーズン(明け5歳)の三冠最終戦。定量戦となれば、オープン格付けのオイドン、ニュータカラコマが断然だ。
オイドンは銀河賞では1番人気に支持されたもののさすがに最大60キロ差のハンデは厳しく6着惨敗。それでも8月に古馬オープン混合特別(とかちえぞまつ特別)を勝った実力は断然。3ヶ月の休み明けだったドリームエイジカップがここに向けてのひと叩きと考えればますます中心は固い。
相手はやはりニュータカラコマ。古馬オープンではさすがに苦戦だが、オイドンに次ぐハンデを背負いながら制した銀河賞は価値がある。
軽ハンデだったとはいえ、前哨戦のイルミネーションカップを勝ったアアモンドマツカゼが力をつけてきている。牝馬の定量マイナス20キロでどこまで迫れるか。
オイドンと30キロ差で柏林賞を制したフジダイビクトリーだが、この秋にはA1特別でも好勝負。展開ひとつで上位争いに加わる可能性はある。
定量では牡馬勢は2強と比較するとどうにも分が悪く、むしろ穴をあけるならやはり負担重量的に牝馬のアグリコトブキ、マリンチャンスあたりではないだろうか。
◎オイドン
◯ニュータカラコマ
▲アアモンドマツカゼ
△フジダイビクトリー
△アグリコトブキ
△マリンチャンス