NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
ギンガリュウセイは今シーズン、ばんえいグランプリ、北見記念と重賞2勝。それでも別定ではプラス10キロのみと恵まれた。北見記念のあとの3走は惨敗続きだが、それでも重賞で激走するのがこの馬のパターン。昨シーズンも後半に調子を上げているように、高重量戦は望むところ。
ズブくなって同じく高重量戦で力を発揮するのがシベチャタイガー。格付けはA2だったが、岩見沢記念3着、北見記念2着という結果がそれを物語っている。馬主の小林英一さんは有馬記念を勝ったゴールドシップのオーナーでもあり、昨年末には帯広市に1000万円を寄付され、それが3月までの重賞などで賞金のほかに特別報奨金として支給される。そういう意味でもがんばってほしい。
キタノタイショウは、今シーズン重賞を6戦して、北斗賞を勝ってそれ以外の5戦はみごとにすべて4着。そろそろ世代交代でこの馬あたりに台頭してきてほしいところ。
連覇を狙うカネサブラックだがトップハンデの920キロがどうか。昨年は別定プラス10キロの910キロでの勝利だった。
08年以来じつに5年ぶりの帯広記念制覇を狙うナリタボブサップは、ここ3戦連続連対と好調。11月にゴール前の砂障害がなくなり、それで最後まで粘りがきくようになったのかもしれない。別定増量なしの900キロも有利。
◎ギンガリュウセイ
◯シベチャタイガー
▲キタノタイショウ
△カネサブラック
△ナリタボブサップ