NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
北斗賞のほぼ再戦というメンバーで、古馬のほぼベストメンバーがそろった。
カネサブラックの安定感がすっかり戻ってきた。今年5月まではどうしたのかと思うほどのスランプだったが、旭川記念を勝ってからは3戦連続連対。北斗賞はキタノタイショウに早めに行かれてわずかに届かずの2着だったが、そのときはキタノタイショウのほうが10キロ軽かったのが、今回は同重量。馬券圏内を外すことはまずないだろう。
相手には、まずホクショウダイヤ。今シーズン3着を外したのは4走前の旭川記念のみ。今年2月のチャンピオンカップが重賞初制覇で、まさに9歳の今が充実期という安定ぶり。前走ビッグウエイトカップのように障害を早めに切れればそのまま押し切る可能性も。
北斗賞を勝ったキタノタイショウは、今回別定10キロ増となり、カネサブラックやホクショウダイヤと同重量となるのがどうか。前走ビッグウエイトカップはやや離れた3着だったが、障害で今ひとつ闘争心を欠いていた。障害さえ早めにクリアできれば勝機はある。まだ6歳で、世代交代の最有力候補だ。
逆に別定での増量がないのが有利なのはナリタボブサップ。乗替りで一発がある印象の安倍憲二騎手に乗替ったギンガリュウセイもしつこく押さえる。
◎カネサブラック
◯ホクショウダイヤ
▲キタノタイショウ
△ナリタボブサップ
△ギンガリュウセイ