ばんえい十勝の6年目がスタート。今年も重賞第1弾は、ばんえい十勝オッズパーク杯。
この日のレース一覧を見てちょっと驚いた。全12レースがオッズパークの協賛レースになっている。今後もばんえい競馬に協力していくという意思表示だろう。
例年は開幕週に行われていた重賞だけに、出走全馬がシーズン初出走だったが、今シーズンは開幕が2週早まり、これが2戦目または3戦目という馬同士の対戦となる。
今年も狙うはギンガリュウセイ。結果的に昨シーズンの最終戦となった3月5日のウィナーズカップを7番人気で勝利。出走予定だったばんえい記念はコロナウイルスの影響で残念ながら回避。しかし今季初戦のスプリングカップには、ウィナーズカップとまったく同じ1070キロで出走。結果的に5着に敗れたものの、2番手で障害をクリアして、ゴール前での接戦からはそれほど離されていなかった。引き続き好調だ。
相手はフクドリ。昨シーズンは、北斗賞2着、岩見沢記念4着、北見記念3着、ドリームエイジカップ4着、チャンピオンカップ3着と、もう少しのところで重賞には手が届かず。しかし昨シーズン最終戦の白樺賞を勝ち、今シーズン初戦のスプリングカップはほとんど勝ったようなレースで2着。前走オープン決勝混合も1番人気にこたえて接戦を制した。好調度ではこちらのほうが上かもしれない。
ホクショウダイヤは、昨シーズンのチャンピオンカップで念願の重賞初制覇を果たし、今季初戦のスプリングカップも勝利。今シーズンこそ古馬重賞戦線での活躍が期待される。
カネサブラックはどうだろう。ばんえい競馬では過去に例がないほどの安定感を誇っていたものが、チャンピオンカップで9着に負けたあと5着、9着。期待されたばんえい記念はコロナウィルスの影響で回避となり、マイナス30キロで出走してきた今季初戦のスプリングカップは6着。ここで一気に立て直しているとは考えにくい。
この重量ならホッカイヒカルにチャンスも。
◎ギンガリュウセイ
○フクドリ
▲ホクショウダイヤ
△カネサブラック
△ホッカイヒカル