NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
2歳シーズン1冠目のナナカマド賞、そして2冠目のヤングチャンピオンシップと、ともに1着ブラックボス、2着ニシキエーカン、3着オメガグレートで、馬券圏内はまったく同じ決着。しかもヤングチャンピオンシップではトップハンデの2頭がワンツーだから、その時点ではこの2頭の力が抜けていた。とはいえ2歳の若駒ゆえ、その後の成長ぶりがカギとなりそうだが、実績3頭に6戦連続連対中のアサヒリュウセイを加えた4頭の争いだろう。
ここは安定感からいってもブラックボスによる史上初の2歳シーズン3冠達成が濃厚と見る。
ニシキエーカンは、重量を背負っていたことがあるにしてもここ2戦がイマイチな内容だけに狙いを下げる。代わって前走で昨年6月以来の勝ち星となったオメガグレートを2番手評価に。
3走前、ブラックボスに土をつけているアサヒリュウセイに期待してみたかったのだが10番枠に入ってしまった。3月5日まで2週、6日間の開催でフルゲート10頭立てになったのが19レースあったが、10番の馬は1着1回、3着1回と、馬券にからんだのはたった2頭。デビュー2年目の西将太騎手にとってはせっかくの有力馬も試練となりそうだ。
◎ブラックボス
○オメガグレート
▲ニシキエーカン
△アサヒリュウセイ