NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
ニュータカラコマの勢いを買う。前走、3、4歳混合の重賞はまなす賞は、先頭で障害をクリアしてそのまま逃げ込む勢いだったが、ゴール前で詰まって4歳のツジノコウフクヒメに交わされた。それでも3歳馬であわやというレースぶりは評価できる。さらに前々走のB1-1組まで3連勝中。すでにA級に入っても通用する力があり、今回、オイドンより10キロ軽い680キロで出走できるのは有利。
上下30キロの差なら、オイドンもチャンス十分。6月20日のとかちダービーではタカノテンリュウの2着に敗れたが、当時30キロ差があったの対して今回は20キロ差に縮まった。3着以下で今回も出走している相手とは重量差が据え置きとあれば、今回も当然オイドンに分がある。
イレネー記念で上位2頭から離された3着のレットフジは、とかち皐月賞5着、とかちダービー4着と、同世代同士なら常に上位争い。そのとかちダービーを挟んでB級でも3勝し、力をつけているだけに今回も上位争いにはからんでくる。
とかちダービーを勝ったタカノテンリュウは今シーズン3着を一度も外さないという安定した成績。格下も連勝中と好調のアアモンドジャンボ、フジダイビクトリーらも軽ハンデを生かして上位を狙う。
◎ニュータカラコマ
○オイドン
▲レットフジ
△タカノテンリュウ
△アアモンドジャンボ
△フジダイビクトリー