NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
オイドンの2歳シーズン3冠達成が濃厚だ。単純に勝ち星だけを見ても、他馬が4~6勝なのに対し、オイドンだけはなんと13勝。何といっても驚かされたのが、2冠目のヤングチャンピオンシップで他馬より50~20キロ重いトップハンデにもかかわらず圧勝。続く2戦も同じようなハンデ差で完勝。定量になる今回は、普通に走れれば負けようがない。
相手筆頭はフナノコーネル。ナナカマド賞3着、ヤングチャンピオンシップ2着と、さすがにオイドンにはかなわないものの常に上位争い。ヤングチャンピオンシップ以降、勝ちきれないレースが続いているが、オイドンが相手か、そうでないときはいずれもトップハンデに泣かされてのもの。定量の今回、実力的にはオイドンに次ぐ2番手の存在だ。
ヤングチャンピオンシップ3着のレットフジも11月22日のA-1戦以降、A-1や特別・重賞を8戦して常に上位争い。3着を外したのは前走のみという安定した成績だ。
これらに続くのがホクショウバルト、タカノテンリュウ。オイドンに真っ向勝負まではいかないだろうが、いずれも展開次第で上位に食い込む力は持っている。
オイドンの一本かぶりになるだろうから、馬券的には絞らねばならず難しい。
◎オイドン
○フナノコーネル
▲レットフジ
△ホクショウバルト
△タカノテンリュウ